絵画から人間アートまで。感性が刺激される!極上アートが楽しめるおすすめドラマ&映画20選

「芸術の秋」とはよく言ったものですが、季節を問わず好きな時にアートな世界に浸りたい!という方におすすめのドラマと映画をご紹介! 画家や絵画をテーマにしたものはもちろん、ドキュメンタリーやちょっと変わり種なものまで、極上のアートに触れてみませんか?

おすすめドラマ

1. アート・オブ・クライム 芸術犯罪捜査班

フランスに実在する捜査チームをモデルにしたミステリードラマ。

主人公は、美術絡みの事件を担当する文化財密売取締本部の警部アントワーヌ・ヴェルレと、ルーヴル美術館の美術史家フロランス・シャサーニュ。ただし、アントワーヌの知識はというと、ボッティチェリはパスタの一種、キュビズムは落書き…という惨憺たる有様。フロランスも厄介な父親のせいで恐怖症持ち(ただしアントワーヌの前では大丈夫)という、共に一筋縄ではいかない相手と組むことになってしまった2人がタッグを組み、歴史的な美術品にまつわる難事件を解決していきます。

登場する絵画は実在する重要作品ばかり。ちゃんと解説もしてくれるので、「アートには興味あるけど専門的なことはちょっと…」という方にもおすすめです。しかも、想像力あふれたフロランスが画家と脳内で会話するというユニークな演出も。フロランスの勤め先であるルーヴル美術館をはじめ、パリの街並みや古城など、フランスならではの美しいロケーションも見どころです!

2. ダ・ヴィンチと禁断の謎

『モナ・リザ』『最後の晩餐』といった絵画だけに留まらず、科学・工学・音楽・医学・天文学などなど、まさに万能の天才と呼ぶに相応しい、ルネサンスを代表する芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ。そんな彼の謎に包まれた青年時代を描くミステリードラマです。

当時のイタリアで栄華を極めたメディチ一族のもと、最盛期を迎えた花の都フィレンツェが迫力ある映像美で再現されています。また、ミステリーかつ歴史ものなので、陰謀・権力争い・禁断の愛…などのドロドロ要素も満載! どっぷりルネサンスの世界に浸れます。シーズン3で完結済みです。

3. ミニチュア作家

『ダ・ヴィンチと禁断の謎』がルネサンスの世界なら、こちらはさながらフェルメールやレンブラントの世界。

原作は、元女優の経歴を持つイギリスの作家ジェシー・バートンのデビュー作。舞台は黄金時代真っ只中の17世紀オランダ。アムステルダムの裕福な商人ヨハネスに嫁いだネラに、結婚祝いとして贈られたドールハウス。未来を予言するかのようなミニチュアの謎と家族の秘密にまつわるミステリードラマです。3話完結と短いので気楽に見られます。

暗示的なミニチュアというと、『CSI:科学捜査班』の模型殺人を思い出す方もいるかもしれませんが、この時代のドールハウスはもはや美術品といっても過言ではない豪華かつ精工なもの(ナタリーにはちょっと失礼かもしれませんが…)。オランダの裕福な貴族たちは自らの富を誇示するコレクションの一環として、調度品のミニチュアバージョンを職人に作らせてドールハウスに飾り、インテリアとして楽しんでいたんです。なので、なかには象牙や金銀で作られたものもあるんだとか。

筆者はこれを見て無性にシルバニアファミリーが恋しくなりました…。

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4. ダ・ヴィンチ・コード

ルーヴル美術館で、ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模した館長の死体が発見されたことから始まるミステリー&サスペンス。

ルーヴル美術館で映画が撮影されたのは本作が初めて。カラヴァッジョ作『聖母の死』、ダ・ヴィンチ作『岩窟の聖母』などの名画のほか、サモトラケのニケの階段、赤の部屋と逆ピラミッドなど、ルーヴルおなじみの光景が多数楽しめます。ちなみに、本作に登場する『モナ・リザ』は本物ではなくレプリカだそう。

5. エルミタージュ幻想

こちらの舞台はロシアのエルミタージュ美術館。サンクトペテルブルク建都300周年を記念し、90分ワンカット・編集なし・本番1日のみという驚異の制作条件にもとづき撮影された作品です(ちなみに、4回目で成功したそう)。

実は、エルミタージュ美術館(本館)の前身は冬宮殿。つまり、ロマノフ朝時代に王族が冬の間に居住していた王宮なんです。そんな舞台で繰り広げられるのは、エルミタージュが見てきたロマノフ家の栄枯盛衰の記憶の再現。主観ショットの仕様上、部屋を渡り歩くごとに目の当たりにする歴史的群像が交錯する様は、まるで白昼夢を見ているような気分になります。フィナーレの舞踏会には息をのむはず!

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6. カラヴァッジョ~天才画家の光と影~

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)は、イタリア・バロック期に活躍した画家です。メリハリあるコントラストの表現は後のレンブラントなどバロック絵画の巨匠たちに大きな影響を与え、近現代絵画の祖とも評されています。

カラヴァッジョの生涯は、天才的な画業に反して、私生活は荒れに荒れたものだったとか。とにかくケンカっ早い乱暴者で、教皇から死刑宣告を受けたこともあるなど、その素行の悪さは折り紙付き。晩年にはとうとう殺人まで犯してしまいます。

本作は、そんな彼の波乱に満ちた生涯を綴った伝記ドラマ。傑作『聖マタイの宿命』をはじめ、数々の代表作の制作エピソードも見られます。

7. ターナー、光に愛を求めて

美しくも壮大な風景画で有名なイギリス・ロマン主義の画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)。彼の最晩年に焦点を当てたのが本作です。最愛の父の死後、陽気で心優しいブース夫人との交流と、老いてもなお目指す表現を追求するターナーの飽くなき心が、まるで彼自身の描く水彩画のような映像美をもって綴られます。

主演を務めるのはティモシー・スポール。『ラストサムライ』サイモン・グレアム役で日本の知名度を得た彼ですが、今では『ハリー・ポッター』シリーズのピーター・ペティグリューのイメージが強い人が多いかもしれません。本作でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞しました。

8. ルノワール 陽だまりの裸婦

印象派の巨匠、ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919年)。最晩年の傑作『浴女たち』の誕生秘話を、曾孫が執筆した伝記にもとづき映像化した作品です。

老いたルノワールの創作意欲をかきたて、傑作の誕生に貢献するモデル・デデは実在した人物で、カトリーヌ・エスランという女性です。ルノワールの息子ジャンと結婚しますが、後に離婚します。

こちらも全編を通して、ルノワール自身の作品に通じる雰囲気が漂っています。

9. ゴッホ 最期の手紙

20代後半からデッサンの勉強を始めた遅咲き、存命中に売れた絵はたった1枚だけ、狂気の耳切り事件…と、逸話には事欠かない不遇の天才、フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(1853-1890)。その死から1年後、郵便配達人アルマンは、ゴッホの弟テオ宛の手紙を届けに行った先で、思いがけず彼の生涯を知ることになります。

本作の特徴は、何といっても「動く油彩画」! 俳優の演技シーンをカンヴァスに投影し、ゴッホ風の油彩画に仕上げるという驚異の手法を用いています。ゴッホ風を徹底・統一するためのこだわりはすさまじく、130点以上もの作品のモチーフを取り入れ、アニメーターではなく世界中から選抜された画家125人を起用(日本人も参加しています)。俳優も極力絵のモデルに似ている人物を選んでいるそう。撮影から完成までには4年かかったとか…。

10. FOUJITA

日本画の技法を取り入れた手法で西洋画壇に新風を巻き起こした、エコール・ド・パリの寵児、藤田嗣治(1886-1968)。戦争画を描いたことが軍部に協力したと見なされ(陸軍軍医の父をはじめ、身内に軍関係者が多かったことも邪推される要因だったと思われます)、GHQを筆頭とした戦後の日本社会から非難されたことに絶望し、住み慣れたフランスに帰化したため、どちらかといえばフランスでの方が評価・知名度共に高い画家です。

そんな彼の生涯を淡々と、ときに夢か現かわからない、幻想的な雰囲気で綴った作品がこちら。パリ時代と日本時代がいきなりワープする上、状況がわかるようなセリフも少ないので、出来ればある程度藤田について予習した上での鑑賞をおすすめします。

11. バスキア

27歳の若さで亡くなったストリート・アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア(1960-1988)の生涯を、友人だったジュリアン・シュナーベルが映画化した作品。

バスキアのカラフルなアートと短いながらも波乱に満ちた生涯はもちろんなのですが、キャストが超豪華! ベニチオ・デル・トロ、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー…。バスキアの盟友にしてポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルはなんとデヴィッド・ボウイが演じています!

絵画がテーマのおすすめ映画

12. ブリューゲルの動く絵

16世紀フランドル絵画の巨匠、ピーテル・ブリューゲル(1525~30?-1569)の代表作『ゴルゴタの丘への行進』の世界を実写とCGで再現した体感型アートムービー。先述の『バスキア』原案のレフ・マイェフスキが監督を務めています。

フランドルののどかな自然のもとで穏やかに暮らす農民たち、統治者スペインの残虐きわまる異端審問、キリストの殉教シーン…一見何のつながりがあるのかわかりにくいかもしれませんが、これは当時の世情を反映したもの。監督のこだわりは衣裳にも発揮されており、鑑賞者の目の前に広がるのはまさに16世紀フランドルの世界! 絵の中に入ってみるという、なんとも不思議な感覚が味わえる作品です。

13. レンブラントの夜警

「光の画家」の異名を持つレンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン(1606-1669)の代表作『夜警』にまつわる秘密を、映画界の「光の魔術師」ことピーター・グリーナウェイが映像化した作品。

レンブラントは1632年に制作した『テュルプ博士の解剖学講義』で、それまでになかった集団肖像画の新機軸を打ち立てました。その10年後に制作された集団肖像画が本作のモチーフ、『夜警』です。正式名称は『フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊』といい、実は昼間の情景を描いたものなのですが、経年の劣化でニスが黒ずんでしまったそう。オランダ黄金時代の代表作でもありますが、レンブラントはこの作品以降、最愛の妻の死を皮切りに次々と家族を失い、極貧のうちに亡くなるという、絵と同じく画家自身の人生も暗転を辿ってゆきました。

14. 真珠の耳飾りの少女

ヨハネス・フェルメール(1632-1675)の代表作『真珠の耳飾りの少女』の制作過程、そしてフェルメールとモデルの少女との交流を描いた作品。フェルメールを『英国王のスピーチ』コリン・ファース、モデルとなった小間使いの少女をスカーレット・ヨハンソンが演じています。

先述のドラマ『ミニチュア作家』もなかなかフェルメールの雰囲気を醸し出していましたが、こちらは正真正銘フェルメールを題材にしていることもあり、色彩や構図、光の加減などを意識して再現した、元祖フェルメールの世界です。アカデミー賞撮影賞・美術賞・衣裳デザイン賞の3部門にノミネートもされました。

ちなみに本作のヒットにより、『真珠の耳飾りの少女』のタイトルが一般化したのだそう。それまでは、比較的『青いターバンの少女』とか『ターバンを巻いた少女』と呼ばれることの方が多かったのです。

15. 黄金のアデーレ 名画の帰還

世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムト(1862-1918)が3年をかけて完成させた『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』(通称『黄金のアデーレ』)をめぐる裁判の顛末を、実話に基づき映画化。

絵のモデルとなったアデーレの姪マリアをヘレン・ミレン、若手弁護士ランディを『名探偵ピカチュウ』ライアン・レイノルズが演じています。時代に翻弄された名家と、マリアに感化され自分のルーツに目覚めるランディ…たった1枚の絵の裏に濃厚なドラマがあることに驚かされます。

ちなみに、本作の監督サイモン・カーティスの奥様は、『ダウントン・アビー』コーラ役でおなじみのエリザベス・マクガヴァン。彼女も裁判官役で出演しています。

おすすめドキュメンタリー

16. 謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス

グロテスクで訳のわからない生き物が跋扈する奇想天外な作風で知られるヒエロニムス・ボス。現存する作品はわずか25点、人物像や生年月日は一切不明…という、謎多き画家でもあります。本作は、彼の没後500周年を記念し、作品の主な所蔵先であるプラド美術館の全面協力のもと製作されたドキュメンタリー映画。

題材に選ばれたのは、ボスの傑作かつ、これまた作者同様謎に満ちた三連祭壇画『快楽の園』。これに対する解釈や感想を、美術史家やアーティストはもちろん、歴史学者や音楽家、作家、タレントなど、多岐に渡る出演者が各々述べていくというスタイルです。

監督いわく「芸術家の使命は謎を深めること」。そのため、この作品の明確な答えは出ないのですが、様々な意見を聞きながら見る内、新たな発見があるかもしれません。

17. アンビリーバブル号の財宝

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2019年5月28日の海外セレブ記事

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