【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

世界的に注目を集めるミステリー小説が翻訳され、各国で発売される前、その内容の流出を防ぐために翻訳家は隔離状態で作業をさせられる!? まさかの実話を基に作られた本格ミステリー映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。Netflixのドラマで活躍する若手俳優が出演しているのにも注目です。

 

■前代未聞の実話をベースにした本格ミステリー

 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
2020年1月24日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
© (2019) TRÉSOR FILMS – FRANCE 2 CINÉMA - MARS FILMS- WILD BUNCH – LES PRODUCTIONS DU TRÉSOR - ARTÉMIS PRODUCTIONS
監督・脚本:レジス・ロワンサル(『タイピスト!』)
音楽:三宅純(『人間失格 太宰治と3人の女たち』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』)
出演:ランベール・ウィルソン(『神々と男たち』)、オルガ・キュリレンコ(『007/慰めの報酬』)、アレックス・ロウザー(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』) ほか
配給:ギャガ
原題:Les traducteurs/英題:The Translators/2019年/フランス・ベルギー/105分/カラー/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳:原田りえ
 
 

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』公式サイト

 
 
概要:
全世界で一大現象を巻き起こしたミステリー小説「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの第4作目にあたる「インフェルノ」出版の際、待望の新作を世界中のファンに同時に届けることと、海賊行為や違法流出を防ぐために、著者ダン・ブラウンの同意のもと、アメリカの出版元が各国の翻訳者たちを秘密の地下室に隔離して翻訳作業を行った。
この前代未聞の驚きの実話を基に、『タイピスト!』のレジス・ロワンサル監督が、デジタル時代ならではの仕掛けと、どんでん返しの連続を融合させた新時代の本格派ミステリー映画を生み出した。

大ベストセラーミステリー「デダリュス」三部作の完結編が全世界で一斉発売されることになり、出版社のオーナーであるアングストローム(ランベール・ウィルソン)は9カ国の翻訳者を選び、フランスの豪邸に集める。
9人は豪邸の地下にあるシェルターのごとき密室に隔離され、外出もSNSも電話も禁じられ、翻訳作業を課せられる。
だが、最新鋭のセキュリティを突破して原稿の一部がネットに流出。
「24時間以内に500万ユーロを支払わないと、次の100ページも公開する」という脅迫メールがアングストロームのもとに届く。
原稿にアクセスできるのは、作者の“オスカル・ブラック”と、アングストロームだけ。
翻訳者の内部犯行だと確信したアングストロームは犯人探しに乗り出し、翻訳者たちに銃を突きつけることも厭わず、さらなる厳格な監視体制を敷くが、第2の流出が実行される…。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 

 

■クセが強い出版社社長と9人の翻訳家

 
富と名声にとりつかれた出版社社長アングストロームは、犯人を見つけ出すために翻訳者たちに服を脱ぐよう命じるなど、あまりにも無慈悲で、「翻訳者たちの人権は?」と呆れてしまいましたが、ここまで徹底した管理の中で、誰がどうやって原稿を流出させたのか、全く読めませんでした。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

アングストローム

 
 

 
 
残念ながら、恐らく日本は一斉発売国に入らなかったのでしょう、日本語の翻訳者は9人の中にいないのですが、翻訳者たちがみんな強烈な個性の持ち主なのが面白いです。

「デダリュス」のヒロインのコスプレをしないと翻訳できない、ロシア語担当のカテリーナ(オルガ・キュリレンコ)。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

カテリーナ

 
 
初日から堂々と居眠りをする最年少のアレックス(アレックス・ロウザー)は英語担当。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

アレックス

 
 
ゴマすり男でありながら傲慢なダリオ(リッカルド・スカマルチョ)はイタリア語。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

ダリオ

 
 
家族を養うために翻訳家になったけれど、小説家になることを夢見ているエレーヌ(シセ・バベット・クヌッセン)はデンマーク語。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

エレーヌ

 
 
人に流されやすいスペイン語担当のハビエル(エドゥアルド・ノリエガ)。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 
翻訳は金のためだと割り切るギリシャ語担当のコンスタンティノス(マノリス・マヴロマタキス)。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

コンスタンティノス

 
 
パリで20年暮らしている中国出身のチェン(フレデリック・チョー)は中国語。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

チェン

 
 
短気で共同生活が苦手なポルトガル語担当のテルマ(マリア・レイテ)。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

テルマ

 
 
ドイツ語担当のイングリット(アンナ・マリア・シュトルム)も自己主張が強いです。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

イングリット

 
 

 

■見破ることができないトリック

 
ストーリーが凄くよく練られていて、中盤で突然 予想外の事実が明かされ、「えっ、どういうこと!?」とビックリさせられるのですが、そこからさらに全く予測できない展開が繰り広げられていきます。

海外ドラマなら、全10話くらいで描けそうな、見どころたっぷりの内容です。
本作の真犯人や巧妙なトリックを見破ることは不可能だと思うので、物凄く楽しめますし、全てが分かった上で、改めて初めから見ると、「ああ、こんな仕掛けがあったんだ!」と面白さが倍増する傑作映画です。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 
ミステリー小説がテーマのミステリー作品である本作。
読者を楽しませてくれる翻訳家たちが、これほどミステリーに相応しい題材になるということに目をつけたレジス・ロワンサル監督は素晴らしいです。

本作の脚本(共同)も担当しているロワンサル監督は、ベストセラーの翻訳を専門とする翻訳家たちに取材したそうです。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 
読者から、原文に忠実じゃないと非難されたり、裏切り者だと糾弾されたりすることもあるという翻訳家。

膨大な知識を持ち、地道な作業を繰り返して読者を楽しませてくれているというのに、注目を集めるのは著者であるというところも、翻訳家のつらいところですよね。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』には、そんな彼らの裏事情がたくさん綴られているのも見どころです。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 

 

■注目の英国イケメン俳優

 
「デダリュス」海賊版の翻訳でファンの間で注目され、公式翻訳者に抜擢された、英語担当のアレックスを演じているアレックス・ロウザー。

彼は、Netflixで配信されているドラマ「このサイテーな世界の終わり」に主演した、1995年生まれの新進俳優です。

同じくNetflixの「ブラック・ミラー/BLACK MIRROR」シーズン3・第3話「秘密」にも主演したアレックスは、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』では主人公アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の少年時代を演じました。

そのほか、『僕と世界の方程式』『グッバイ・クリストファー・ロビン』『ゴースト・ストーリーズ ~英国幽霊奇談~』などにも出演。

注目の英国イケメン俳優、アレックス・ロウザーは要チェックです。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

アレックス・ロウザー

LONDON, ENGLAND - SEPTEMBER 20: Alex Lawther attends the 'Goodbye Christopher Robin' World Premiere held at Odeon Leicester Square on September 20, 2017 in London, England. (Photo by Joe Maher/FilmMagic)

 
 
また、デンマーク語担当のエレーヌを演じているシセ・バベット・クヌッセンは、「コペンハーゲン/首相の決断」「ウエストワールド」でおなじみの海外ドラマスターでもあるので、私はかなり彼女に注目しました。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

シセ・バベット・クヌッセン

LOS ANGELES, CA - JANUARY 29: Actor Sidse Babett Knudsen attends the 23rd Annual Screen Actors Guild Awards at The Shrine Expo Hall on January 29, 2017 in Los Angeles, California. (Photo by Steve Granitz/WireImage)

 
 
イタリア語担当のダリオ役、リッカルド・スカマルチョも「ロンドン・スパイ」でベン・ウィショー、ジム・ブロードベント、シャーロット・ランプリング、マーク・ゲイティスと共演していました。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

リッカルド・スカマルチョ

ROME, ITALY - OCTOBER 20: Riccardo Scamarcio attends the "Il Ladro Di Giorni" red carpet during the 14th Rome Film Festival on October 20, 2019 in Rome, Italy. (Photo by Vittorio Zunino Celotto/Getty Images for RFF)

 
 
海外ドラマファンにぜひオススメしたい新作映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は、1月24日公開です。
 
 

【海外ドラマファンにオススメしたい新作映画】『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

 
 

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