
現在放送中の「24 JAPAN」。
1話目から視聴していますが、迫力の差は別にして飛行機の爆破シーンもストーリーで再現されていたのには驚きました。
オリジナルは19年前の作品ですが、1話目で女テロリストが登場し、飛行機を爆破して脱出するシーンは、映画レベルのド迫力で「これがテレビドラマなの!?」と驚いたのをよく覚えています。
残念ながら今回の日本版の爆破シーンは、あまりにお粗末な出来でしたが、一応オリジナルに忠実に作られていることは理解できました。
しかし、あのスピード感と緊張感を再現するのはなかなか困難のようです。
それでは、オリジナル版でクールかつエキゾチックな女テロリスト、マンディを演じたミア・カーシュナーをご紹介しましょう。
403438 27: Actress Mia Kirshner attends the film premiere of "New Best Friend" April 8, 2002 in Los Angeles, CA. (Photo by Frederick M. Brown/Getty Images)
1975年1月25日、カナダ・オンタリオ州トロント生まれ。
ポーランド系ユダヤ人でジャーナリストの父とブルガリア系ユダヤ人で教師の母をもち、そして妹も現在は作家というインテリ一家に生まれました。
12歳の時から、タレントエージェンシーに所属し、14歳でデビュー。演技を学びながらカナダの名門マギル大学を卒業しています。
1994年に公開されたカナダの鬼才アトム・エゴヤン監督の『エキゾチカ』では、主人公のダンサー、クリスティーナを演じて注目を集め、作品自体も第47回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映されて国際映画批評家連盟賞を受賞しました。
その後は、1996年公開のヴァンサン・ペレーズ主演『THE CROW/ザ・クロウ』に出演、翌97年にはソフィー・マルソー主演の『アンナ・カレーニナ』に出演し、北米だけにとどまらず国際的に活躍の場を広げて行きました。
2001年から米FOXで放送がスタートした「24‐TWENTY FOUR‐」のシーズン1に出演、第1話で飛行機を爆破させる美しきテロリスト、マンディ役で強烈な印象を残しました。