ペラペラなんだけど…薄すぎて怖い吊り橋

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 パッと見からして薄すぎてそれでいいの?と聞きたくなるやつ。中国の重慶市にあるこの吊り橋は、世界一恐ろしい橋といわれている。

 実はこの橋、谷底から高さ300mのところに架けられた工事用の仮設の橋で、長さ240mもある。

 支柱や土台などはなく、4本のスチールケーブルから吊り下げられているだけ。その重量制限は45トンで、トラックや工事用の車がここを通って現場に向かう。

 いくら仮設にしても、こんなにペラい吊り橋で大丈夫なのか?揺れまくって谷底へ真っ逆さまでは?そんな不安を抱かせると評判の恐怖の橋を見てみよう。

薄すぎて世界一怖い?峡谷にある245mの吊り橋

 重慶市の峡谷に架かる薄い橋を渡る工事の車。近年その動画が「世界一怖い橋」としてSNSで拡散され、その安全性に人々が疑問を抱いている。

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 高さ約300mという大洞河峡谷の吊り橋は全長245.52m。支柱も土台もなく、4本のスチールケーブルが重さ45トンまでの車両を支えることになる。

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 幅も4.3mしかなく、渡る際は車1台ずつというきまりがある。飛び出し防止のためか、両側に安全ネットがあるとはいえ、一歩間違えれば重大な事故になる恐れもある。

豪華な橋の建設を急ぐため4カ月でできた仮の橋

 車が通るのを見てるだけでもハラハラするが、前述したとおり、この吊り橋は恒久的なものではなく一時的なもの。新しい橋の建設を急ぐために架けられたものだ。

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 その新しい橋は双堡橋(双堡特大桥)という、目が覚めるほど豪華で巨大な橋。完成すれば世界最大のダブルアーチ橋になるそう。

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 双堡橋を建てるには、中央の橋台を小さな山に設置する必要があった。だが、そこへ行くのは困難だった。そこで彼らが思いついたのが、吊り橋を使った近道だ。

 建設資材や機械、工具などの運搬も、仮の吊り橋で谷を渡ればすぐ着く。

 そのひらめきから、巨大な峡谷の西側に架かる「世界一怖い吊り橋」がわずか4か月で完成した。

工事専用なので技術的には問題なし

 なので通行するのは工事関係者のトラックや重機だけと決まっているため、この橋に技術的な問題などはないそうだ。

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 そういわれても実際車で渡るとなったら生きた心地がしないだろう。安全性にどれほど余裕を見込んでるのかも気になっちゃうよ。

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「やっぱり世界一怖い」「45トンまでいけるの?」の声

 立派な双堡橋に比べるとよけいに怖い仮の吊り橋。ユーザーたちもこんな声を寄せている。

・やっぱり世界一怖い吊り橋だわ
・4本の鋼鉄ケーブルだけで吊られてるんだって
・橋脚や支柱がないのに、45トンまでいけるの?
・風が強いときに渡るのは本当にヤバそう
・デザインが大胆。まさに工学の奇跡だ
・安全ネットがあっても怖いって!
・紙みたいに薄っぺらいとかいうけどそうでもないよね
・強風とねじり剛性が問題になりそう
・長期間使うもんじゃないから平気じゃね?
・ひゃー!谷底から300メートルの高さだってさ

 上のコメントにもあるように、強風や突風が吹けばより揺れるだろうし、たとえ橋が無事だとしても、車が放り出されそうで本当に怖いな。

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