
アメリカに、相思相愛の犬と配達員がいる。犬は配送トラックを見ると、シャンと座ってお兄さんが降りてくるのをおりこうさんに待っている。
お兄さんが荷物を持って出てくると、尻尾をふりながら近づいてきて、まずは「ワシワシ、ナデナデ」とスキンシップをしてもらうのがお約束だ。
さらに犬はお兄さんをエスコートするかのように一緒に玄関へと向かう。
配達員と犬の友情。毎回の儀式がたまらなくかわいい
イリノイ州には、毎日のように、荷物配送トラックが家に来るのを待っているゴールデンレトリバーがいる。
この犬は、フェデックス(FedEx)の配達員のお兄さんのことが大好きなのだ。そしてそれはお兄さんも同様で、いつの間にか両者には尊い友情が芽生えていた。
この日、待ちに待ったトラックがやってきた!
犬はトラックの前でお行儀よく座り、お兄さんが降りてくるのを待っている。
お兄さんが降りてきた!尻尾を振って駆け寄る犬にモシャモシャ、ワシワシとその体を撫でまわすお兄さん。これからいつもの儀式が始まる。
犬はお兄さんをエスコートするかのように玄関前まで一緒に歩く。
お兄さんは荷物を置いて、配達証明となる写真撮影。お兄さんは荷物と一緒に犬を撮影したくて、犬に「ここにきて、こっちだよ」とお願いする
荷物だけ撮影できればいいのだが、お兄さんは荷物よりも犬の写真写りの方が気になるようだ。
そうしてまた犬を撫でると、犬はうれしくてお腹を差し出す。ずっとこうしていたいけど、次の配達が待っている。
名残惜しそうにお兄さんがその場を去り始めると、犬はまたお兄さんの後をついてきてトラックの前でお見送りしてくれるんだ。
これが両者のルーティーンだ。お兄さんも、この家の配達がうれしくてたまらないようだ。
犬は動物好きな人がわかるし、自分を好きかどうかもわかるという。すべての配達員に同じことをしているわけではなく、このお兄さんだからこうしているようだ。お兄さんも本当に、この犬に会えたことがうれしそうだよね。