この宇宙が仮想現実である10の根拠

この宇宙が仮想現実である10の根拠
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 ”物理的実在論”とは、我々の目の前にある物理世界が現実であり、それ単体で存在しているという考え方だ。大抵の人なら、これは自ずから明らかだと考えるだろうが、実は物理的実在論では物理上の事実を扱えないことがままある。前世紀の間に物理学がブチ当たったパラドックスは現代においても解決されないままであり、ひも理論や超対称性といった有望な理論であっても突破口は見えていない。

 それとは対照的に、”量子的実在論”ならそのパラドックスを説明できる。量子もつれや重なり、ある点で崩壊する量子波は物理的にあり得ない現象だ。そのため、歴史上初めて存在しないものに関する理論が存在するものを予測するという事態が発生した。だが非現実が現実を予測するとは如何なることなのだろうか?

 量子的実在論とは物理的実在論のまったく逆の考え方だ。すなわち量子的世界こそが現実であり、仮想現実としての物理世界を生み出していると解釈する。量子力学は物理次元の原因であるために、これを予測することができるのだ。

 物理世界では、量子世界はあり得ないことになる。そして量子世界では、物理世界はこれが仮想現実でない限りはあり得ないことになる。ここでは、双方の立場から、物理上の問題をどのように扱っているのか覗いてみよう。

■ 10. 宇宙に始まりがあった
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物理的実在論:
 ビッグバン理論については聞いたことくらいはあるだろう。だが、もし物理的な宇宙がそこに存在するなら、その始まりは一体どのようなものだったのだろうか?完全な宇宙なら、来ることも去ることも、変化することもないはずなのだ。だが1929年に天文学者エドウィン・ハッブルが全ての銀河が我々から遠ざかっていることを発見し、140億年前にビッグバンが起きたことを示唆してしまった。また宇宙背景放射の発見によっても、その時点で宇宙が始まったのみならず、時空もまた始まったことを示していた。

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