人間にもスーパービジョンが!?不可視とされていたはずの赤外線が特定の条件下で見えることが判明(米研究)

人間にもスーパービジョンが!?不可視とされていたはずの赤外線が特定の条件下で見えることが判明(米研究)

 人間の目は思っている以上に高性能であることが判明した。これまで人は、X線や放射線と同様に、赤外線を見ることができないと考えられてきたが、特定の条件の下では網膜はこれを認識することができるようだ。

 この発見をしたのはワシントン大学医学部の研究チームである。この実験は、赤外線レーザーで作業を行う科学者たちが、時々、緑色の閃光を感じることがあるという報告を受けて実施されたものだった。プレゼンで使うポインターや玩具についているレーザーポインターと違い、実験に用いられる強力な赤外レーザーが放つ光波は、人間の目には見えないと考えられてきた。
 この見えるはずのない光を認識する謎を解明するために、研究チームは赤外線を放射する強力なレーザーを射出する際に、光子の数を一定に揃えた上で様々な照射時間を試してみた。
 すると照射時間が短いほど、光が認識されることが多いことに気がついた。これはレーザー光のパルスが速いときは、網膜内の光を認識する細胞が赤外エネルギーを2重に受けていることが原因である。

[画像を見る]
 通常、光子と呼ばれる光の粒子が網膜によって吸収されると、感光色素という分子を作り出す。これが光が視覚に変換されるプロセスの始まりである。標準的な視覚においては、膨大な数の感光色素のそれぞれが1つの光子を吸収する。

 しかし、速いパルスを発するレーザー光では、短いパルスに大量の光子が含まれるため、感光色素1つに同時に2つの光子が吸収される場合がある。光子が2つ合わさったときのエネルギーは色素を活性化可能な大きさであるため、普段なら見ることのできない光を感じることになる。

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