英語の早期教育にちょっと待った。第二言語の習得は10歳からの方が効率が高いことが判明(英研究)

英語の早期教育にちょっと待った。第二言語の習得は10歳からの方が効率が高いことが判明(英研究)

 日本では相変わらず幼児期の英語教育が人気である。早ければ早いほどいいと信じられている外国語の教育だが、最新の研究によると、実際に効果があがるのは、10歳以後であるということが判明した。
 第二言語を10歳前から学んでいた子供たちと、10歳以降に学んでいた子供たちを比較した結果、言語習得や解析処理の分野を司る脳の白質構造はまったく変わりがなかったという。
 研究では、10歳から第二言語として英語を学び始めたという、英国に13ヵ月以上住んでいた外国人30歳前後の人20人を対象に脳スキャンをとった。そして彼らの脳スキャンを英語しか話さない同年代の25人の脳スキャンと比べてみた。その結果、10歳から英語を学び始めた人の白質構造は、より良い状態にあることが分かった。
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 母国語以外の言語を学ぶことは、認知能力を鍛えることとなる。実験を率いた英ケント大学の心理学教授クリストス・プリアチカス氏は、バイリンガルになることで、脳の老化を防ぐことができると語っている。ただし、その時期は10歳前後が適切だという。
 これまで、このような研究での対象者は、主に幼年期(2歳前後)に3カ国語以上を学んだ人たちだった。そのため、どのような条件や年齢で脳の変化が見られるのかがよくわかっていなかったという。
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 エディンバラ大学の研究でも同様の結果がでた。研究者らは、1936年生まれのバイリンガルの835人を調査した結果、10歳前後に第二言語を学んだ人は認知症になる確率が低く、精神的退化が遅いことを発見した。

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