
人間の手によってひどい目にあい、人間の手によって救い出された動物たちの特集記事(関連記事)で紹介した、烏骨鶏のペニー(メス)と、チワワのルー(オス)。あれから1年が過ぎたが、今でも、前以上に仲良く暮らしているという。
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Two Legged Chihuahua Roo Takes Best Friend Penny Chicken For A Ride On His Wheelchair
ルーさんの歩行器を押すのはペニーのお仕事。自ら進んで押していく。
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さあ、家についたよ。
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この1匹と1羽は、アメリカ、ジョージア州にあるダルース動物病院で受付をしているアリシア・ウィリアムズが2年前から飼っている。2013年、は動物学科の生徒でもあるアリシアは、実験が終わり安楽死が決まっていた生後9週の実験用動物である烏骨鶏を引き取った。
そしてその数か月後、チワワのルーが、公園の溝の中で震えているところを保護されアリシアが受付をしている動物病院へ運ばれた。その時生後7週目だったが、生まれつき前肢が両方ともなかった。体の不自由なルーはブリーダーによって捨てられた可能性が高いという。アリシアはルーを家族として迎え入れることにした。
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ルーに脚の代わりとなる歩行器をつけたところ、みるみる元気となり歩行器で活発に動き回るほど回復した。アリシアの家で共同生活をするようになった、ペニーとルーは、いつのまにか仲良しになっていたという。