地球の目玉、「リシャット構造」の謎に迫る

地球の目玉、「リシャット構造」の謎に迫る


 自分が地球を征服しようと企む異星人であると想像してみよう。今、あなたは各地の主要都市上空に待機し、攻撃の瞬間を待っている。安全な距離から超破壊兵器を掃射できるよう幾分緊張しながら・・・

 そのとき、眼下に見えたのは広大なる地球の目だ。

 
 それ以上見るなと言わんばかりのリシャット構造は、アフリカ北西部モーリタニアに存在する。死のレーザー光線を浴びせかけようとするあなたにとっては、格好の標的だろう。まるで、それ以前に訪れた別の異星人が、目標に印を付けたにも関わらず、退屈して母星へ帰還してしまったかのようだ。

[画像を見る]

 だが、レーザー光線で地表につけた印(あるいは雄牛の目や巨大アンモナイト)にいかに見えようとも、これは粉うことなき自然現象だ。あまり一般的とは言えないリシャット構造は、初期の宇宙飛行士によって注目された。と言うのも、某長城と異なり、宇宙からでもはっきりと確認できるからだ。

[画像を見る]

 これが位置するサハラ砂漠は、上空から見るとかなり特徴に乏しい。そのため、直径約50kmの円形の印を目撃した宇宙飛行士は、非常に興味をそそられた。そして、宇宙開発の黎明期から、宇宙飛行士にとってはランドマークのような存在となった。「アフリカの目」や「サハラの目」とも呼ばれることもあるが、その理由は一目瞭然だろう。

[画像を見る]

 発見当初、太古の時代に地球に隕石が衝突してできたクレーターであると考えられてきた。他の学説では考えられない正確な環状構造だったからだ。しかし、現在では隆起運動と、風化や浸食が数千年に及んだ結果、宇宙から視認できるようになったと考えられている。

あわせて読みたい

カラパイアの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2015年6月18日のびっくり記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。