無人島で猫と共に16年間暮らした男、トム・ニールの物語

 ニールは4時間かけて自分の小屋に戻り、ベッドに横になったが、痛みの発作と意識不明が交互に襲ってくる中、ニールは奇跡を祈っていた。ちょうどそのとき文字通り奇跡的に、ペブとボブというふたりのヨット愛好家がサモアに向かう途中でこの環礁に立ち寄った。(ペブはアメリカでもっとも裕福な王朝を築いたひとり、ジェームズ・ロックフェラー・Jrだということがのちにわかった)

 ふたりは無人島にニールがいることに驚き、食事をさせて、背中をマッサージし、ある程度回復させると、迎えの船をよこすと約束して去って行った。2週間後、約束の船がやってきて、ニールをピックアップするとラロトンガ島へと運んだ。こうしてニールの無人島生活は2年で一旦終わりを告げた。

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比較的にぎやかなラロトンガ島

文明世界になじめずまた無人島へ

 しかし、ニールは便利な文明世界にはなじめなかった。時計はうっとおしく、車の騒音もうるさくて慌ただしい。腰布の快適さに比べたらスボンも気に入らなかった。とにかく、ニールはスワロー島に戻りたかったが、政府がそれを許さなかった。落胆したニールは倉庫での仕事に就いた。

 それから6年がたって、船を持っている友人がニールを愛する環礁へ連れていってくれることになった。いちおう、ニールはラロトンガ島の弁務官のところに出向いて、自分の計画を伝え、非公式に許可をもらった。

 ニールの二度目のスワロー島滞在は、2年半続いた。それが終わったのは、真珠採りのダイバーの数が増え、ニールが耐えられなくなったためだ。また、ラロトンガ島で3年過ごす間に『An Island to Oneself』の続きを執筆し、みたびスワロー島の生活に戻ってきた。

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2015年10月11日のびっくり記事

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