内向性と外向性の違いってなに?科学的に検証する

脳の違い

 1999年、米アイオワ大学の研究者らが、内向的な人と外向的な人の脳の血流量をPETスキャンを使って検査した。その結果、内向的な人は前頭葉と視床前核の血流量が多いことがわかった。これらは、過去の出来事を思い出そうとしたり、計画を練ったり、問題を解決したりするときに活発になる部位である。一方、外向的な人は、前帯状回と側頭葉、視床後核の血流量が多かったが、これらの部位は感覚の処理を司っている。このデータは、ユングのタイプ論を裏付けるものだ。

 また別の研究では、内向的な人のほうが、学習や運動制御、覚醒制御を司る脳の部位が活発で、前運動野が外部刺激を処理する速度が早いことがわかっており、アイゼンクの覚醒理論を裏付けている。

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 その他、無数に行われている内向性/外向性の研究から、次のようなことがわかっている。

・外向的な人の脳のほうが、内向的な人よりも「人の顔」に強く反応する。内向的な人の脳は、人の顔でも花の写真でも同じような反応を示す。つまり外向的な人にとっては、人の顔ひいては人間そのものがより重要な位置を占めているということである。

・物事を説明する際、外向的な人は抽象的、内向的な人はより詳細で具体的な物言いをする。

・外向的な人のほうが装飾的なファッションを好み、内向的な人は実用性を重視する。

・外向的な人のほうが概して幸福感が強く、一度覚えた幸福感が長続きするとされる。しかしそのはっきりとした理由はわかっておらず、何をもって幸福とするかはもちろん人によって異なるため、単に外向的な人のほうが幸福感を外に向かって表現しているからそう見えるだけという説もある。
via:io9・Translated mallika

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