人々の抗議が歴史を動かす。アメリカ史に残る7つの抗議運動

       
このストの勝利によって、一挙に数十万人の労働者が組合加入の権利を手に入れたのだ。

5. モンゴメリー・バス・ボイコット事件(1955年12月5日)
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 1955年にアメリカ合衆国アラバマ州モンゴメリーで始まった人種差別への抗議運動である。この運動のきっかけとなったのは、1人の女性だった。

 1955年12月1日、ローザ・パークスは市営バスに乗っていた。運転手が、座っていたローザに、後から乗車した白人のために席を空けるように指示したが、ローザは従わず、警察に通報され逮捕された。

 これを知った若き牧師マーティン・ルーサー・キング・ジュニアはこの事件に激しく抗議してモンゴメリー・バス・ボイコット事件運動を計画し、運動の先頭に立った。多くの市民が賛同し、公共バスへの乗車のボイコットを始めた。黒人のタクシー運転手は黒人だけに格安料金を用意したり、黒人コミュニティは自家用車のネットワークを作るなどして、バスのボイコットを支えた。

 この抗議運動は実に1年以上(正確には381日)続き、結果として市のバス事業は財政破綻の危機に瀕することとなった。1956年11月13日、連邦最高裁判所は、地方裁判所の判決を支持する形で、モンゴメリーの人種隔離政策に対して違憲判決を下した。そして、運動は1956年12月20日に公式に終了した。

 このボイコットを呼びかけたキング牧師は、後にアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として知られることになる。

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