気象を操る。人類が天候をコントロールした10の歴史

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 早くも1946年に米軍はクラウドシーディングの試験に乗り出す。最初の1年半で37回の試験飛行を実施し、雷雲、スコールライン、竜巻の上空などを飛行した。

 毎年大西洋で発生する台風は甚大な被害をもたらしているが、1947年10月のプロジェクト・シラスではその台風にクラウドシーディングを試みた。フロリダ、ジャクソンビルの海岸から560キロほど東にあった台風の中へおよそ36キロのドライアイスを投下。結果、台風は突如進路を変更し、アメリカ本土へと戻り始めた。

 ジョージア州は時速136キロという記録破りの台風に襲われ、1,400名以上が家を失い、少なくとも2名の犠牲者が出ている。

  関係者にはごうごうたる非難が浴びせられたが、ニューメキシコ州に場所を変え、プロジェクト・シラスは続行された。それからすぐに例年にないほどの雨が続いたことで、地元ツーリストから調査チームに対してまたもや批判の声が上がった。成果は上がっているように思えるが、1952年頃には資金難となり、研究は中止された。

■ 6. プロジェクト・ストームフューリー

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 それまでの研究を無駄にしないため、1962年に新たな野心的プロジェクトが発足。目的はクラウドシーディングで台風の破壊力を弱めることができるかを調べることだ。ヨウ化銀を満たした缶を台風の目に投下し、銃のような装置で中身を散布。これによって台風の目の中の対流を平衡させ、範囲を広めることで、風速を弱めようとした。

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