いったいなぜ?16世紀初頭の「ピーリー・レイース地図」に描かれた発見前の南極大陸らしきもの

 特に注目に値するのは南極大陸が描かれていることだ。一般に南極大陸はジェームズ・クックによって1773年に発見されたことになっている。にもかかわらず、それよりずっと前の地図にすでに南極が記載されているのである。

 不思議なことに、この南極大陸は現在よりもずっと東に位置しており、雪や氷も少ないようだ。

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【なぜ位置が違うのか?様々な説が浮上】

 海岸線は正確であり、南極大陸であることは間違いない。このことから、いくつかの疑問が浮かび上がる。つまり地図が作成されてからクック船長が発見するまでの2世紀の間に、南極大陸には急激な地質学的・気候学的変動があったのだろうか、ということである。

 多くの研究では、南極大陸から最後に氷が消えたのは紀元前4,000年頃であると推測している。一方、米空軍偵察技術隊(Reconnaissance Technical Squadron)の見解によれば、地図は「海岸線が氷に覆われる以前に記載されたことを示唆」しているという。

【未知なる海洋国家であるとする説】

 地図の本当の起源は未知の海洋国家であるとする説もある。米キーン州立大学の歴史学者チャールズ・ハップグッド氏はピーリー・レイース地図について、「詳細な情報が世代を通じて伝えられたかのようだ」と話す。

 彼によると、今日では知られていない人々によって作られ、古代世界最高の船乗りであったミノスやフェニキアのような文明がそれを受け継いだかのような印象を受けるという。

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