人間の心の謎について驚きの事実を暴いた7つの心理・社会実験【Part2】

 被験者となったのは、ホーソン工場の作業員2グループだ。初日、一方のみのグループの作業場の照明を劇的に改善した。すると照明が改善された側のグループの生産性が劇的に向上した。

 そのグループの作業環境は、その後も変更され(労働時間、休憩時間など)、いずれの場合も生産性が向上した。何と照明を再び暗くした場合であっても向上したのである。

 変更を繰り返し、作業環境が最初の状態に戻った後でも、そのグループの生産性は工場内で最高のものに達しており、欠勤も激減した。

 ここから、作業員の生産性に影響を与えているのは、物理的条件の変化ではなく、むしろ彼らの作業環境に対してきちんと配慮がなされており、人から気にかけられているという感覚であった。

 このグループの作業員は自分たちが選ばれたことに喜び、重要感を感じていた。その結果、生産性が向上したのだ。この効果は、実験において、ただ研究されているというだけで被験者の行動が変化することを示唆している。

【5. モンスター実験
(吃音はレッテルにより症状が悪化することを証明)】

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article source:spring
 これはウェンデル・ジョンソン博士による実験で、吃音(きつおん:言葉につまってしまったり、スムーズに発話ができない、どもるなどの症状)の原因に関する従来の理論の誤りを明らかにすることが目的だった。

 1930年代、吃音の原因は器質性・遺伝性であるとされていた。もしそうなら、吃音を持って生まれた子にはほとんどなす術がないということになる。

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