
南極の氷が溶けるにつれて、そこに隠されたミステリアスな真実が明らかになるかもしれない。
NASAはアイス・ブリッジプロジェクトにより南極で、最新のリモートセンシング・システム「アトラス」を搭載した飛行機で氷床をレーダー撮影しながらその調査を行っている。上空から撮影したその写真には、氷の下2.3キロのところに人の集落らしきものが写っていることがわかった。
その雪の中の奇妙な痕跡は、人工的で、かつてそこに建てられた構造物のように見える。
[動画を見る]
Researchers Found Mysterious Ancient Ruins in Antarctica
【古代人の集落なのか?】
インド、コルカタ大学の考古学者アショカ・トゥリパーティー博士の考えでは、これは古代人類の集落の証拠だという。
[画像を見る]
左は普通の航空写真。右はNASAのアトラスが撮影した氷床のレーダー画像
明らかにピラミッド状の人工的な構造がある。そのパターンは、周辺で見られる自然の地形学的形成から予期されるものとは異なる。これは人為的に加工された明確な証拠だ。とトゥリパーティー博士。
唯一の問題はそれが南極の氷の下2キロの地下にあることだ。それについては不思議としか言いようがなく、現時点ではきちんと説明できない。
写真に写っているのは南極の一部だけだ。他の場所にも似たようなものがあるかもしれない
【かつて南極は極寒の地ではなかった?】