木星の衛星が新たに12個見つかる。その中の1つが変わり種だった。

 また2つの衛星の軌道は木星にずっと近く、順行軌道を持つ。したがって木星の自転方向と同じ方向に公転する。これらは逆行衛星よりも木星に近い距離を周る順行衛星グループの仲間だ。その多くの公転周期は1年未満である。

 この2つのグループは不規則衛星で、軌道の形状が不規則、つまり非円形である。

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星を軌道する各衛星グループのイラスト。新しく発見された衛星は太字で表されている。ワレトゥードーの軌道は緑の線で示されている


 木星にはほぼ円の軌道を持つ規則衛星もある。それは木星の非常に近くを周る4つの内部グループで、木星最大の衛星である4つのガリレオ衛星のことだ。

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【発見された変わり種衛星に「ワレトゥードー」の名を】

 変わり種衛星も順行軌道を持つ。しかし、その軌道は同じグループのものよりも木星から離れた位置であり、1周するのに1年半かかる。

 その大きさや、逆行グループの領域に軌道を持ちながら、それらとは反対の方向に移動している点でユニークな存在だ。この変わり種に与える名前にはローマの健康と衛生の女神ワレトゥードー(Valetudo)が提案されている。

【ワレトゥードーには衝突の危険性も】

 ワレトゥードーはただ変わっているだけではない。深刻な衝突の危険性がある。

 その軌道が新たに発見された9つの逆行軌道の衛星に”逆行”し、かつその経路を通過するために、それらと衝突する高いリスクがある。...続きを読む

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