誰が?いったい何のために?南極の氷河に出現したモノリスのような直方体の氷山

誰が?いったい何のために?南極の氷河に出現したモノリスのような直方体の氷山


 え?雪まつり的なやつで誰かが削った?こっから切り出してかき氷的な?

 見事なまでの直方体だが人工物ではない。

 なんと!自然が南極の海に作り上げた氷床なのである。

 NASAと米メリーランド大学で氷を研究するケリー・ブラント氏によると、氷山の端で普通に起きているプロセスによって、こういった鋭角を持つ直線的な卓上氷山が形成されることがあるという。

【ラーセンC棚氷から切り離された卓上氷山】

 氷山には2種類ある。1つは映画タイタニックに登場した一般的にイメージされる荒々しい三角形の氷山だ。そして、もう1つは”卓上氷山”というものだ。

 卓上氷山とは、幅広で平らな氷山だ。それは、陸と繋がっていながらも海水に浮かんでいる氷の巨大なブロック(棚氷)の端の部分から分離してできる。

 今回公開された四角い氷山は、南極半島にあるラーセンC棚氷から切り離されたものだ。

[画像を見る]

【これほどまでに完璧な長方形は珍しい】

 その形成プロセスは、雪の結晶の構造によるもので、氷が圧力に反応してパキっと割れる。そのため、しばしば自然に直角になり幾何学形状をしている。

 だが、今回の氷山は「ほぼ長方形」に見えるという点で珍しいとブラント氏は話す。

 写真から大きさを判断するのは難しいようだが、1.6キロ以上はありそうとのこと。

 まさに「氷山の一角」という表現のとおりに、海面から露出して目に見えている部分は全体の10パーセントでしかない。

 卓上氷山の場合、水中の部分も海面に出ている部分と同じく、規則的な形状をしているのが普通だそうだ。

 また角の部分が鋭く、風や波で削られた様子がないことから、まだとても新しいものであることが窺えるという。

 なお、写真を眺めていると、上に登って散歩でもしたい気分になってくるがやめたほうがよさそうだ。


 これほど大きく見えても安定するほどではないため、ひっくり返ってしまう恐れがあるのだそうだ。遠くから眺めて、その不思議な景観を堪能するにとどめておくのが身のためだ。

References:thisiscolossal/ written by hiroching / edited by parumo

記事全文はこちら:誰が?いったい何のために?南極の氷河に出現したモノリスのような直方体の氷山 http://karapaia.com/archives/52266747.html

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「誰が?いったい何のために?南極の氷河に出現したモノリスのような直方体の氷山」の みんなの反応 1
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    4番目のモノリスだ。

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