フッサフサでハンサムか?アレの巨大さか?霊長類のオスが直面する「どっちかしか選べない問題」

フッサフサでハンサムか?アレの巨大さか?霊長類のオスが直面する「どっちかしか選べない問題」


 霊長類には多様な分類があるが、いずれも遺伝子を残すために競争するという点では一致している。

 はっきりと目立つ鼻を持つテングザルから大きな睾丸を持つチンパンジーまで、霊長類ならば決まってできる限り交尾のチャンスをものにして、遺伝子を拡散させようとする。

 新たに発表された研究レポートによれば、彼らはこのような同じ目標を持ちながらも、それぞれ違う特徴を進化させたそうだ。

 このプロセスの奇妙な帰結として、見目麗しいハンサムなサルほど、睾丸が小さくなったという。
【外見の良いさと睾丸のトレードオフ】

 霊長類のオスの派手さには意味がある。

 たとえば、オランウータンなら額縁のような頬が特に大きい個体、あるいはアカゲザルなら特に顔が赤い個体は、そうでないものよりも多くの交尾相手に恵まれるだろう。

 その正反対の位置付けにあるのが、地味な見た目のボノボやチンパンジーだ。彼らには派手さがないかわりに、睾丸が大きいという特徴がある。

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photo by pixabay
 進化生物学者のステファン・ルーポルト氏(スイス、チューリッヒ大学)は、こうしたミスマッチを調査。霊長類103種を含むデータを分析したところ、「派手さと睾丸のトレードオフ」が明らかになった。 

 つまり、たてがみ、ひげ、色鮮やかな皮膚といった飾りが発達した霊長類は睾丸が小さく、その反対に睾丸が大きな霊長類は地味な傾向にあるのである。

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