荒れ果てた土地に400万本の苗木を植え、20年近い年月をかけ、見事な森を復活させた夫婦の物語(ブラジル)

 
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【自然はきっと蘇る。再び森を蘇らせる活動を開始】

 ただただ悲しい。その感情だけで止まってしまう人もいるだろう。だがセバスチャンさんは違った。

母なる自然は強い魂を持っている。正しい条件の下で正しい方法を行えば、きっと生命を取り戻し復活させることができる。

 妻のレリアさんと共に、故郷の森を必ず復活させることができると信じたのだ。

 夫婦は、1998年に非営利団体『Instituto Terra』を立ち上げ、本格的に森林への復活を求めて動き出した。

 夫妻は、24人の従業員や大勢のボランティアと一緒に、木の1本1本を植える作業に尽力。とはいえ、森を再生するとなると莫大な費用がかかる。

 『Instituto Terra』は、財団や民間企業、更に国や州政府などから寄付を集めただけでなく、しばしば自己資金で補いながらプロジェクトを続行させてきた。

 資金不足となった2005年には、セバスチャンさんは写真家にとって命ともいえる大切なライカM7のカメラをオークションにかけ、107,500ドル(約1,200万円)で売れると、3万本以上の植林資金に充てた。

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【20年近くかけ、400万本の苗木を植える】

 「赤ちゃんを育てるように、木々を育ててきた」と話すセバスチャンさん。約20年という長きにわたる森林復活への道のりは、決して容易ではなかった。

 最初の植え付け後、5分の3の種子が地面の中でアリに食べられ死んでしまった。セバスチャンさんたちは、試行錯誤を重ねながらアリによる被害を防いで種を守り、本来の土地に属していない森林の種子や苗木は植えずに、土地固有の原生林のみの苗木を植え続けた。

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2019年4月29日のびっくり記事

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