月の正体は、原始の地球を覆っていたマグマオーシャンが固まったものかもしれない(日本研究)

月の正体は、原始の地球を覆っていたマグマオーシャンが固まったものかもしれない(日本研究)

Jonny Lindner / Pixabay
 月にはちょっと問題がある。それがどのように形成されたのか、本当のところは誰にもわからないのだ。

 一番人気のある仮説は、原始の地球に火星くらいの大きさの天体が衝突したことが原因と提唱する、「ジャイアント・インパクト説」である。

 だが、この仮説は、最近なされた月の化学成分の観察結果とは一致しないようだ。

 『Nature Geoscience』(4月29日付)に掲載された新しい研究では、この矛盾を地球のマグマの海によって解決しようとしている。
【月と地球の化学成分はほとんど同じ!?】

 昔々の45億年前、太陽系の惑星がまだ赤ちゃんだった頃、火星くらいの大きさの天体が、形成過程にあった地球に衝突。

 砕け散り、吹き飛ばされたこの天体のカケラと地球のカケラが、やがて軌道上で丸く合体した――。

 これがジャイアント・インパクト説が説明する月の起源だ。

 コンピューターシミュレーションによれば、もし本当に月がこのようにして形成されたのであれば、月のほとんどは地球に衝突した天体に由来していなければならない。

 しかし最近なされた月の石の研究は、違う結論を示している。地球と月の化学成分はほぼ同じであることが明らかになりつつあるのだ。

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Lars_Nissen_Photoart / Pixabay
【鍵を握るのはマグマオーシャンの飛沫】

 この矛盾の謎を解くために、海洋研究開発機構の細野七月氏らは、衝突が起きた時期を太陽形成後の5000万年後(衝突が起きた可能性がある時期のもっとも早い段階)と仮定した。

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「月の正体は、原始の地球を覆っていたマグマオーシャンが固まったものかもしれない(日本研究)」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    今日、TVで見たけど線香花火の超スロー再生、意外だったわ!

    1
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