知ってた?世界のマカダミアナッツの70%はオーストラリアの一本の木によってもたらされたものだった

 多くの樹木作物と同様、マカダミアナッツも接ぎ木によって繁殖していく。商業用の果樹園には何千本という木があるが、個体の特性はほとんどない。

 このように遺伝的な多様性が際立って乏しいと、多種多様な種に比べて、マカダミアナッツの収穫が病気や気候変動に負けてしまう危険が高くなる。

 それに比べて、オーストラリアの野生のマカダミアナッツは、亜熱帯林という狭い生息域にもかかわらず、豊かな多様性を誇る。

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Ken Holmes/iStock
【オーストラリアのマカダミアナッツの歴史】

 マカダミアナッツは、クイーンズランドにとって決して小さな関心事ではない。1860年代、ローガン川の一族だったアボリジニの長老キング・ジャッキーが、世界初のマカダミアナッツ企業家になった。初めてこのナッツを居住者向けに売り込んだのだ。

 世界で最初に栽培用にマカダミアナッツの木が植えられたのは、1858年のことだが、その木はいまだにブリスベーンの植物園で育っている。

 2017年、マカダミアナッツはオーストラリアの園芸輸出品の14%を占めていた。

 クイーンズランドは、ビッグ・マカダミアナッツという形で、ナッツが広まった遺産にふさわしい敬意を表した。15メートル以上あるでっかいマカダミアナッツが、ビッグ・バナナやビッグ・アボカドのようなフルーツと同じように、オーストラリアの50のビッグなものの仲間入りをした。

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