脳は悪い情報に敏感。知らず知らずのうちに誰もが影響を受けている認知の罠「ネガティビティ・バイアス」とは?

脳は悪い情報に敏感。知らず知らずのうちに誰もが影響を受けている認知の罠「ネガティビティ・バイアス」とは?

Image by Gerd Altmann from Pixabay
 人から褒められたときよりも、酷いことを言われたときの方が、ずっと心に引っかかるものだ。それは何日も、ときに何ヶ月も、下手をすると何年も頭から消えてくれない。
 
 人は良い出来事よりもトラウマになるような経験の方が細かい部分まで覚えているもので、前者よりも後者の方に強く反応する。

 こうした傾向を「ネガティビティ・バイアス」という。脳は悪い情報に特に敏感で、ほとんどの人が無意識に反応しているという。
 ある研究実験では、参加者にポジティブ(高級車やピザなど)、中立(家電や皿など)、ネガティブ(動物の死体や怪我など)な3種の写真を見せて、その反応を観察してみた。

 ここからは、脳はポジティブな刺激よりもネガティブな刺激に対して強く反応することが明らかになっている。

【ネガティビティ・バイアスはかつて生存に必要だった。でも今は?】

 脳のこのような仕組みは、私たちの先祖が生き残るために発達したと考えられている。

 特定の行動、ある種の植物や資源の悪影響を記憶していれば、それを避けることができる。それゆえに脳はネガティブな刺激を無視できないよう進化したのだ。

 しかし時代は変わった。私たちはもはや、大昔のように危険と隣り合わせで生きているわけではない。

 それなのにネガティビティ・バイアスは今もなお機能し続けている。それは建設的な場合もあるが、破壊的な影響を与えてしまう場合もある。

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「脳は悪い情報に敏感。知らず知らずのうちに誰もが影響を受けている認知の罠「ネガティビティ・バイアス」とは?」の みんなの反応 2
  • 匿名さん 通報

    ヒトラーは「ユダヤ人がドイツを滅ぼす」と言うデマで不安を煽り差別を助長し、支持を稼いだ。安倍はそのパクリ。

    1
  • 匿名さん 通報

    確かに口コミなんかでも悪意のある内容が結構閲覧数多いよね。日本人の気質もあるんだろうけど、もうちょっと色々な事に寛容になれないと、生き辛さが増すだけのような気がする。

    1
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