ソビエトから出発しロシアに帰還した宇宙飛行士、セルゲイ・クリカレフの物語

ソビエトから出発しロシアに帰還した宇宙飛行士、セルゲイ・クリカレフの物語

WikiImages/pixabay
 ソビエト連邦が崩壊に向けて激動に揺れるほんの少し前、ひとりのロシア人宇宙飛行士がソビエト宇宙ステーションへ向けて飛び立った。

 彼が任務で成し遂げた功績は大きく、当時は宇宙滞在最長記録にもなった。しかし、その間母国だったソビエトは崩壊し、長期の任務を経て彼が地球に戻った時には、すっかり面変わりを遂げた異国に変わっていた。

 優秀なロケット科学者として度重なる宇宙飛行を経験し、約10年にわたり通算宇宙滞在時間の世界記録を保持していた宇宙飛行士セルゲイ・クリカレフは、「最後のソビエト連邦国民」とも呼ばれている。
【1991年5月、ソビエト宇宙ステーションに向けてクリカレフが飛行】

 1985年に宇宙飛行士に選ばれたロシア人セルゲイ・クリカレフは、アナトリー・アルツェバルスキー機長とイギリス人宇宙飛行士ヘレン・シャーマンと共に、1991年5月19日にソビエト宇宙ステーションのミールに向けて飛び立った。

[画像を見る]

 クリカレフとアルツェバルスキー機長の使命は、宇宙ステーションに派遣されていた飛行士と交代し、様々な実験やステーションでのメンテナンスを行うことだったが、シャーマンはライフサイエンスの実験を行うプログラムの一環として搭乗したため、8日後には地球へ帰還した。

 その5か月後、アルツェバルスキー機長は地球へ戻ったが、クリカレフは長時間の宇宙遊泳訓練を受けていたこともあり、引き続きミールに滞在し、152日間を過ごした。

あわせて読みたい

カラパイアの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2019年11月3日のびっくり記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。