生命力すごい。外界から完全に隔離されている鉱山の地下2.4キロの水たまりで微生物が生息していた(カナダ)

生命力すごい。外界から完全に隔離されている鉱山の地下2.4キロの水たまりで微生物が生息していた(カナダ)

Image by Sergiy1975/iStock
 地球上の多種多様な生物の中で、どんな場所でも生きられることを何度も証明してきたのは微生物だろう。そして今、さらに新たな証拠が出てきた。

 カナダにあるキッドクリーク鉱山の地下2.4キロもの深さのところで生息している微生物が発見されたのだ。この環境には太陽光は一切届かず、新鮮な空気もない外界から隔離された場所である。

 これまで、これほど過酷な場所に生物は存在しないと考えられていた。

 この深淵には太古からたまっている地下水には硫酸塩が含まれていた。これらの微生物はこの硫酸塩を栄養素にして生きているのではないかと、研究者たちは考えている。彼らは酸素に頼るのではなく、硫酸塩を吸って生きているようだ。
【生き物が存在できないとされていた場所での生命活動】

 この洞窟の水は、何百万年もの間、地表から隔絶されているもっとも古い水のひとつだ。

 これほど深いところでは、生物が生きるのに必要な成分が不足しているため、普通は生き物が発見されることはありえないと、つい最近まで考えられていた。

「現代科学でも、地球の生物圏は、おもに光合成に依存して繁栄する生き物がいる地表や地表近くの狭い範囲だと考えられていた」と研究者たちは、『Geomicrobiology Journal』誌に発表したの論文に書いている。

 だが、その仮説は変わりつつある。この鉱山の深淵からサンプルを採取し、地表近くで鉱山の操業によって汚染されていない古代の水を調べて、代謝活動の痕跡を探した。

あわせて読みたい

カラパイアの記事をもっと見る 2019年9月18日のびっくり記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら