「さつまいも」は食べられそうになるとニオイで仲間に危険を知らせる(ドイツ・台湾共同研究)

「さつまいも」は食べられそうになるとニオイで仲間に危険を知らせる(ドイツ・台湾共同研究)

Tevarak/iStock
 植物の持つ驚くべき能力が次々と明らかになりつつある。ある種の植物は、様々な化学信号を発し、仲間とコミュニケーションをとることがわかっているが、あの、ホクホクとしたおいしい「さつまいも」にもその能力が備わっていることがわかったという。

 さつまいもは、害虫にかじられると、葉の部分から強いニオイのする化学物質を放出し、近くのさつまいもや自分の他の葉っぱに対して、危険を知らせるのだという。

 また、害虫の消化器系を傷つけるタンパク質も放出し、害虫を寄せ付けないようにもしているという。
【害虫に傷つけられると葉からニオイのある化学物質を放出】

 ドイツ、マックス・プランク化学生態学研究所と国立台湾大学の研究グループは、台湾固有種のサツマイモで害虫への抵抗力を持つ「台農57」という品種と、その近縁種だがやや害虫に弱い「台農66」の葉っぱにイモムシを乗せて実験を行った。

 すると、どちらの品種も攻撃を受けると葉から「DMNT」というニオイのある化学物質を放出した。害虫に強い台農57の放出量は66の2倍であることが分かった。

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Eva Toth from Pixabay
【葉からタンパク質を放出】

 また別の実験では、傷のない台農57と葉の1枚にピンセットで穴が開けられた台農57を密閉したガラスケースに入れてみた。

 すると24時間以内に、どちらのサツマイモでも、傷ついていない葉も含め、葉とイモの部分に「スポラミン」というタンパク質が作られた。

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