かわいい!スペースステーションの反射を利用した、女性宇宙飛行士の自撮り写真が公開される


 誰もが手軽に自撮りができる現代、ネットにはさまざまな趣向を凝らした自撮りが話題にのぼり、一部では予期せぬ写りこみで自爆なんてケースもあるが、今年1月にある女性が撮った激レアな自撮りがツイッターをにぎわせている。

 それもそのはず、宇宙飛行士の彼女がシェアしたのは宇宙で撮った地球との2ショット。しかも2枚あるうちの1枚は、ヘルメットに映った地球と彼女の笑顔が重なってるのだ。

 船外活動中に撮ったという途方もないスケールの写真。宇宙飛行士の特権ともいえる究極の自撮りを見てみよう。
【地球との自撮りを撮った宇宙飛行士】

 この自撮りをツイッターでシェアしたのはNASAの宇宙飛行士ジェシカ・メイアさん。壮大なスケールで撮られた自撮りは、メディアからも過去最高にクールと絶賛されている。

1枚目はヘルメットに映る地球を入れて笑顔で撮影
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もう1枚はISSのソーラーパネルの一部を利用し
地球の一部を背景にした
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 2019年9月から国際宇宙ステーションISSのクルーとして活躍中の彼女は、今年1月に行った船外活動でこの写真を撮影。

 宇宙に浮かんだまま、ヘルメットに映る地球と一緒に自撮りをやってのけた。

 撮影には保護ケース入りのニコンのカメラD5を使用。レンズは28mmだった。1枚目の自撮りでは地球がよく映るよう、ヘルメットのサンバイザーを上げて撮ったという。

【史上初の宇宙での自撮りはなんと50年前に】

 なおこうした自撮りはこれが初めてではない。

 人類初の宇宙自撮りとされる写真は、宇宙飛行士バズ・オルドリンさんが1966年にジェミニ12号の船外活動の際に撮ったものだ。

1966年にバズ・オルドリンさんが自撮りした写真
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 1969年にアポロ11号の月着陸船パイロットを務め、ニール・アームストロング船長に次いで月面着陸を果たしたことでも知られる彼は、今からおよそ50年以上も前に地球と自撮りしていた。

 一方、斬新なアングルで地球を収めたメイアさんの自撮りも貴重な記録になるだろう。


 遠く離れた宇宙から丸い地球を俯瞰する宇宙飛行士ならではの自撮り。とはいえ最近はNASAがISS商用利用を許可したことで宇宙旅行が実現可能にって話もあるし、これから先は裕福な民間人による地球との自撮りが話題になるやもしれんのう。

References:futurismなど /written by D/ edited by parumo

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