スーパーを出禁となったあの猫の続報。しれっと入り込み、セルフレジカウンターに座っていた模様(イギリス)


 去年11月、イギリスで馴染みのスーパーから出入り禁止となった猫のストーリーを覚えているだろうか。

 その後、茶トラの猫、パンプキンはどうなったかというと…やっぱりいつものスーパーに何食わぬ顔で出入りしていたようだ。


 今年に入って店の客にその姿が激写されたが、パンプキンは1台のセルフレジカウンターに座り込んで寛いでいたという。
【近所の飼い猫がお気に入りのスーパーを“出禁”に】

 イギリスのノーフォーク州ノリッジに住むジョー・ハーディングさんの飼い猫パンプキン(6歳)は、1年ほど近所のチェーンスーパー「テスコ(TESCO)」がお気に入りで、足繁く通っていた。

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 しかし、店側が去年11月にパンプキンを出入り禁止にする通達を飼い主に告げ、ジョーさんは自身のFacebookで、「猫を繋いでおくわけにもいかないし、どうしろというの」と困惑した心境を綴っていた。

 店側としては、食料品を扱うことから衛生面を考慮して、「店に猫は不適切」ともっともな態度を取ったわけだが、パンプキンは近所住民の間で「テスコ通いの猫」として知られており、店でパンプキンに出くわすのを楽しみにしている客もいたほどだった。

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 よって、テスコ側の主張は一部の客に不買運動を促すなどの騒ぎになっていたが、どうやら肝心のパンプキンはというと、そんなことはお構いなしのマイペースさを見せていたようだ。

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【セルフレジカウンターで寛ぐ姿が激写される】

 今年1月26日の夜、パンプキンが馴染みのテスコで、セルフレジの前にどっかりと居座って寛いでいる姿が客により激写された。


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 どうやら、出入り禁止となってからもパンプキンはテスコに通い続けていたようだ。

 テスコのスポークスパーソンは、諦め顔で「完全に店から追い出すのは不可能でしょう。どうせ、また来ますよ」と言う始末。

 パンプキンは店にやって来ると、大抵は出入り口のところで座っているが、時にこんなふうに店の中に入り込んでしまうという。

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 去年の騒ぎ以降、ジョーさんはFacebookで非公開のグループアカウントを作ったところ、なんと世界中からパンプキンのファンが集まり、今やそのフォロワーは3500人以上になっているそうだ。

 今回の居直り的なパンプキンの態度が投稿されると、ファンらの間では「反逆者」という声が寄せられたが、いずれもそんなパンプキンの姿を喜んでいる様子だ。


 どれだけ出入り禁止となっても、やっぱり馴染みの店が一番…そんなふうに思っているのかいないのか。ジョーさんは、「出禁になったことには全く気づいていないようです」と語っている。

References:Daily Mailなど / written by Scarlet / edited by parumo

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