寄生虫には社会階層(カースト)があり、脅威に応じて兵隊カーストが増える(米研究)

寄生虫には社会階層(カースト)があり、脅威に応じて兵隊カーストが増える(米研究)

peshkov/iStock
 世界の河口には、巻き貝の体を乗っ取ってしまう小さな吸虫(寄生虫)が潜んでいる。この吸虫は巻き貝に侵入すると、その体を自分のために利用する。それはときに10年以上にも及ぶ場合もあるそうだ。

 これらの吸虫コロニーには社会階層(カースト)が存在するそうだ。兵隊カーストや繁殖カーストがあり、脅威が存在する場所では兵隊カーストの数が増えるという。
【社会カーストを持つ組織化された吸虫の世界】

 ミツバチやアリのような高度に組織化された動物のように、吸虫のコロニーには社会階層(カースト)があり、それぞれの役割を分担している。

 「繁殖」カーストに属する吸虫は、体が大きく、コロニーのために仲間を繁殖する。もう1つの「兵隊」カーストの吸虫は、体は小さいが口が大きく、外部から侵入しようとする余所者を排除するのが任務だ。

 『Biology Letters』(2月26日付)に掲載された研究によると、吸虫コロニーの兵隊カーストの数は、その地域において侵入される脅威に左右されるのだという。

 外敵の脅威が大きくなれば、それだけたくさん兵隊を生み出して、宿主を守ろうとするのだ。

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Credit nsf
【競争相手の侵入リスクが高い環境では兵隊カーストが多い】

 スクリップス海洋研究所の研究グループは、北アメリカの太平洋沿岸にある12の河口計38ヶ所(それぞれ寄生虫に侵入されるリスクが異なる)から巻き貝を集め、そこに寄生する吸虫のカーストの構成を調べてみた。

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