教師が面白い授業をすればするほど、生徒は授業の内容を理解できなくなる(アメリカ研究)

教師が面白い授業をすればするほど、生徒は授業の内容を理解できなくなる(アメリカ研究)

emmaws4s/pixabay
 生徒たちに集中して欲しいという思いから、あれこれと手を変え品を変えて工夫した授業を取り入れる先生がいる。それは小学校の教師も大学の教授も同じのようだ。

 わかりやすく効率よく教え、かつ生徒らに集中してもらうために、教師は面白い授業を行おうと努力する。

 しかし、教師が授業で面白い冗談を言ったり、特に関係のない画像で説明しようとしたり、BGMを使用したりすると、生徒らは肝心な授業内容を理解する集中力が妨げられるという弊害が生じることがアメリカの研究でわかった。
【面白い授業は学習を阻害する】

 教師が授業で面白い冗談を口にしたり、猫の動画を見せたり、BGMを流したりといわゆる「魅惑的な情報」を生徒に提供した場合、生徒にとっては非常に興味深いものであっても、学習において無関係であり有害である可能性が高く、生徒は肝心の授業内容を理解する能力が落ちるということが明らかになった。

[画像を見る]
tpsdave/pixabay
 これは、ワシントン州立大学の研究者による最近の教育心理学レビューで発表されたメタアナリシスによるものだが、7500人以上の学生を含む58の研究の分析により、魅惑的な情報を得て学習した生徒は、無関係な情報なしで学習した生徒よりも、学習結果の測定値が低い、つまり成績が悪いことが判明したのだ。

 こうした結果が起こる理由については複数の仮説があるが、最もシンプルな理由としては、生徒の注意がその無関係な情報に向けられてしまうと、課題の内容よりもその魅惑的な情報が何であるかを理解しようとするために多くの時間を費やしてしまうと、同大学でこの研究の論文を執筆したクリパ・サンダール氏は述べている。

あわせて読みたい

カラパイアの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年3月27日のびっくり記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。