あらゆる動物の祖先とされる5億5000万年前の生物の化石がオーストラリアで発掘される。(米研究)

あらゆる動物の祖先とされる5億5000万年前の生物の化石がオーストラリアで発掘される。(米研究)


 南オーストラリアで小さなイモムシのような化石が発見された。約5億5000年前のものとみられており、まるもっこりなその体には頭とお尻があり、左右が対称的、そして両端の開口部は腸につながっている。

 それが、動物の系統樹の一番根元の部分に位置する、人類を含むほぼすべての動物の最初の祖先の姿であるそうだ。
【地球初期に生息していたエディアカラ生物群】

 海綿や藻類マットといった最初期の多細胞生物は、クラゲやパンケーキのような形など、かなり多種多様な姿をしていた。

 およそ6億年前から5億5000万年前に生息していた「エディアカラ生物群」と総称されるこのグループは、殻や骨格がない柔組織だけの生物で、その化石は当時の不思議な生物相の様子を今に伝えている。

 このグループの仲間には地球上最古とされる複雑な多細胞生物も含まれているが、こうした生物のほとんどは、現生の動物と直接的なつながりはない。

 たとえば、エディアカラ生物群の代表的な生物とされる「ディッキンソニア」には、口や腸といった今日のほとんどの動物の基本的な特徴がない。

[動画を見る]
ディッキンソニア Is Dickinsonia our oldest ancestor?

 今日の生物に見られる左右相称性――つまり体の左右がほぼ同じである形状の発達は、動物の進化にとって重要な一歩だった。

 思い通りに移動する能力を獲得し、体を効率的に組織できるようになったのはこのおかげだ。イモムシから昆虫、あるいは恐竜から人間まで、数多くの動物の体は、左右相称が基本形となって形成されている。

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「あらゆる動物の祖先とされる5億5000万年前の生物の化石がオーストラリアで発掘される。(米研究)」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    だからね、まだ目のなかった動物がどうやって「目があって光を感知したら遠くのものが認識できる」ってわかって、しかも自分の体に発生させることができたの?

    0
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2020年3月27日のびっくり記事

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