プードル犬、窓の外に突如現れた巨大なコンドルにびっくり!(チリ)

プードル、コンドルとの遭遇 image credit: youtube

 新型コロナウイルスによるロックダウン(封鎖)の影響で、都心の大気汚染が改善されたり、世界中の野生生物が都市に出没したりするニュースが伝えられている。

 南米チリでは、野生の猛禽類、アンデスコンドルがマンションのバルコニーに姿を見せた。


 3月18日から国境が封鎖となっているチリでも、他国同様人の姿が激減。そのため、野生のコンドルが餌を求めて空中を舞い、郊外にある住宅街にまでやって来たようだ。

 飼い主がSNSでシェアした動画では、窓を隔てた巨大コンドルの襲来に小さなプードルがびっくり!懸命に吠え続けている様子がわかる。『Mirror』『Lad Bible』などが伝えている。
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Birds Of Prey Eye Up Dogs From Window

【アンデスコンドル、郊外の高層マンションに飛来】

 チリの首都サンティアゴ郊外の高級住宅街ラスコンデスにある高層マンションに住むガブリエラ・レオナルディさんは、窓の外のバルコニーに降り立ったコンドルの姿を動画に収め、TikTokでシェアした。

 そこには、猛禽類の中では最大の鳥とされるアンデスコンドルが2羽、バルコニーの手すりを伝い歩く姿が捉えられている。


 その姿を見たレオナルディさんの飼い犬のフレンチプードル3匹は、突然現れた巨大な鳥に興奮し、室内から吠え立てている。

 コンドルの方はあまり犬を気にかけていないようだが、犬が吠え続けているために1羽のコンドルが犬に向かって口を開け、窓ガラスをつつく姿も見られた。

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【ロックダウン中で餌がなく空腹だった?】

 レオナルディさんによると、コンドルは数年前からレオナルディさんのバルコニーに姿を見せることがごくたまにあったそうだが、最近は頻繁に来るようになったという。

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 動画がシェアされたのは1か月ほど前で、その時既にチリはコロナウイルスのためロックダウン(封鎖)となっていた。

 町から人の姿が消え、レストランなどが閉鎖されたことで食べ物の廃棄がなくなり、通常それらを餌としているコンドルは空腹状態だったため、餌を求めて飛び回っていたとされる。

 レオナルディさんは、メディアの取材に対し「ロックダウン以降はよくやって来るので、バーベキューの残りものや水などをバルコニーに置いてあげている。
2年ほど前にもオスのコンドルを見かけたことがあったけど、今回の2羽は多分カップルだと思う」と話している。

 翼幅が最大3.3メートル、くちばしから尾の先まで体長1.2メートルにもなる野生のアンデスコンドルは、通常は死肉を好むが、鳥やウサギ、げっ歯類など生きた小動物を狩ることもあるようだ。

 地元メディアでは、パンデミックの中コンドルのような大型の鳥は都市での生存に葛藤していることが伝えられている。

written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:プードル犬、窓の外に突如現れた巨大なコンドルにびっくり!(チリ) http://karapaia.com/archives/52290254.html