地球の磁場はこれまで想定されていたより10倍も速く変化している(英・米共同研究)

地球の磁場はこれまで想定されていたより10倍も速く変化している(英・米共同研究)

image by:NASA Goddard Space Flight Center/Flickr
 地面のさらに下、2800キロの地中の奥底にはドロドロに溶けた鉄が渦巻いている。この液体の鉄が流れることで生じているのが地球を覆う磁場ー地磁気だ。

 地磁気は、危険な宇宙線や太陽風から私たちを守ってくれるだけでなく、古くはコンパスとして、最近ではGPSの基礎(世界磁気モデル)として利用されている。

 地磁気は常に変化しており、それを正確に調べるのはかなり難しい。だが今回、膨大な過去のデータを分析したところ、これまで想定されていたよりも10倍速く変化していることがわかったという。
【地磁気は常に変化し続ける】

 目には見えない縁の下の力持ち的な地磁気だが、じつはじっと動かないわけではなく、常に変化している。

 現在起きている変化ならば人工衛星を使って測定することができるが、そうした文明の利器が発明される以前より、地磁気はずっと昔からそこにあり続けてきた。

 はるか以前の地質学的なタイムスケールにおける変化を知るためには、堆積物や溶岩の流れ、あるいは人工的な遺物などに残されている手がかりを分析する。

 しかし、それを正確に調べるのはかなり難しく、地磁気が変化する速さについては、専門家の間でいまだ議論が交わされている。 

【これまでの想定より10倍も速く変化していた】

 今回、リーズ大学(イギリス)とカリフォルニア大学サンディエゴ校(アメリカ)をはじめとする研究チームは、それとは少し違うアプローチをとることにした。
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