イタリアの地下研究所で激レアなニュートリノを検出。太陽を燃やし続けるプロセスが完全解明される

       
イタリアの地下研究所で激レアなニュートリノを検出。太陽を燃やし続けるプロセスが完全解明される

激レアなニュートリノの発見で太陽の秘密が解明 /iStock
  太陽の内側で生じている激レアな亜原子粒子が、イタリア中部の山岳地帯の地下で検出されたそうだ。

 その粒子は「CNOサイクル・ニュートリノ(CNO-produced neutrino)」と呼ばれるもので、太陽から地球まで飛来して、グラン・サッソ山の地下に設置された検出器によってキャッチされたと見られている。

 イタリア国立核物理学研究所のジョアッキーノ・ラヌッチ氏は、これによって「太陽にエネルギーを与えている2つのプロセスが完全に解明されました」とコメントする。

【太陽を燃やす2つの核融合】

  太陽が真っ赤に燃えているのは、そこで核融合が起きているからだ。

 その核融合のほとんどは「陽子-陽子連鎖反応」と呼ばれるものだ。これは陽子の運動エネルギーが相互の静電反発力を超えたとき、陽子が融合して水素をヘリウムに変換するプロセスで、太陽のエネルギーの99%がこれによるものだとされている。

 だが、もう1つ、もっと珍しい核融合がある――それが「CNOサイクル」だ。CNOサイクルでは、炭素・窒素・酸素の同位体が触媒として作用し、4つの陽子が核融合を起こす(なお、Cは炭素、Nは窒素、Oは酸素を表す)。

 どちらのプロセスでも、「ニュートリノ」と呼ばれる亜原子粒子が発生する。これはほとんど質量がなく、ほぼ光速で移動する上に、ほとんど何でもすり抜けてしまうために、なかなか検出することができない幻のような粒子だ。

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