もはや恐竜！フロリダのゴルフ場に現れた脚をのばしながら歩く巨大ワニ（アメリカ）

巨大ワニがフロリダのゴルフ場を闊歩 image credit:Matt Devitt/Twitter
　アメリカのフロリダ州の風物詩といえばワニだ。いたるところで目撃されており、民家に押し入ったとおもえば、ゴルフ場を徘徊したりなんかしている。

　そして今回、またしてもゴルフ場にワニが現れた。そのワニは脚を伸ばしながら歩いている為、より恐竜味が増していて強そうだ。
【ゴルフ場を巨大アリゲーターが徘徊】

　11月11日、フロリダ州南西部ネイプルズにあるゴルフ場『バレンシア・ゴルフ・アンド・カントリークラブ（Valencia Golf and Country club）』のグリーンに、巨大なワニ（アリゲーター）が出没した。


　地元テレビ局WINKの気象予報士マット・デヴィットさんのTwitterによると、ハリケーン「イータ（Eta）」の襲来中にワニが姿を見せたようだ。

　その巨大な姿にデヴィットさんは「このモンスターは本物です」とツイート。しかし、あまりの大きさにユーザーらからは「フェイクでは？」という疑問の声も投げかけられた。

　だが、プロゴルファーのジェフ・ジョーンズさんが撮影したという動画がシェアされると、フェイクではないことがわかる。

　
　のっしのっしと歩くワニの動画を見たユーザーらからは、「信じられない大きさ」「まるで恐竜」「モンスター」と言った驚きの声があがった。

【ハイウォーク中で恐竜感マシマシ】

　今回の動画を検証した専門家によると、確かにこのワニは大きいが、通常よりも巨大に見える理由は脚の長さにあったようだ。

　ワニは目撃された時、ちょうど足を完全に伸ばした状態で、右の前足は左の後ろ足、左の前足は右の後ろ足と一緒に動かす“ハイウォーク”と呼ばれる歩き方をしていたという。ハイウォークをしている姿は恐竜そのものだ。

　専門家によるとアメリカアリゲーター（ミシシッピワニ）は全長4メートルほど（最大記録5.8メートル）で、このワニは一般的な大きさだという。クロコダイルより攻撃的ではないそうだが、目の前を横切れば誰もが恐怖に慄くことだろう

　だが、フロリダの地元民にとってワニ出没は日常茶飯事。さほど驚いてはいなかったようだ。あるユーザーは、「このゲーターはゴルフ場によく出没するよ。フレンドリーだし、何度も動画でシェアされているよ」とSNSでコメントしている。

　事実、ワニがその後水中に姿を消したことから、今回は警察やフロリダ州魚類野生生物保護委員会（FWC）には通報されなかったということだ。

　日本でこんなワニが歩いている所を目撃したら心臓飛び出てワニに食われる可能性大なんだわ。

written by Scarlet / edited by parumo

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