イタリア警察、ランボルギーニで移植用臓器を緊急手配。時速250kmでかっ飛ばす

イタリア警察、ランボルギーニで移植用臓器を緊急手配。時速250kmでかっ飛ばす
       

ランボルギーニのパトカーで超高速臓器移送 image credit:Polizia di Stato/Facebook
 臓器移植に必要な臓器の輸送はスピードが命だ。速ければ速いほど良い。

 先月イタリアで、緊急の臓器移植を求めている患者に臓器を届ける必要があった。その時に活躍したのが、イタリア警察の特別仕様のスーパー・パトカー「ランボルギーニ・ウラカン」である。

 このウラカンは、車のボンネットの下にトランク(フランク)があり、臓器を数時間保全できる冷蔵庫となっているのだ。

 このウラカンで、通常なら5時間以上かかる500kmの道のりを2時間で到着したという。『The Drive』などが伝えている。
【特別仕様のイタリア警察のパトカー、ランボルギーニ・ウラカン】

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 イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニ社が製造する「ウラカン」は、スペイン語で“ハリケーン”を意味し、610psを発揮するV10搭載のスーパーカーだ。

 ランボルギーニ社は2017年よりイタリア警察にウラカンを複数提供している。スピード違反や駐車違反など定期的なパトロール車としても利用しているが、主な使用目的は臓器や輸血輸送だ。

 同車のフランク(車体前部にあるトランク)には、臓器や血液、温度に敏感な医薬品を数時間保全できる冷蔵庫が完備されている他、除細動器も搭載してあり、病院との橋渡しに活躍しているのだ。
 
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image by:Polizia di Stato/Facebook
【5時間以上の距離を約2時間で輸送】

 先月、緊急の臓器移植が必要な患者が発生。そこでイタリア警察は、ウラカンを使い、中部ローマにある病院からヴェネツィア近くのパドバのジェメッリ大学病院へ、必要な腎臓を高速輸送することとなった。

 ハンドルを握るのは、高速道路パトロール隊員の中でも特に優秀なレーサー並みの運転技術を持った警官だ。

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image by:Polizia di Stato/Facebook
 ローマからパドバまでは距離にして500kmほどあり、法定速度130km/hで走ると通常は5時間以上かかる。

 しかし、一刻も早く臓器を病院から病院へ輸送しなければならないため、ウラカンは5時間かかる距離を平均時速250kmで2時間で爆走し、パドバの病院に腎臓を届けた。

[画像を見る]image by:Polizia di Stato/Facebook
 全ての輸送作業を終えた後で、イタリア警察はSNSで動画をシェア。エンジンを吹かしてまさに風を貫く勢いで、ウラカンは高速道路を走破している。


ランボルギーニ社に感謝します。ウラカンは移植用のドナーの腎臓を時間内に患者に届けることに成功しました。人の命を救うのに、強大な力は必要ではありません。技術と効率の良さ、連帯感が役立つのです。

【ヘリポートがない場合の緊急措置】

 普通ならば、より安全で速い方法としてヘリコプターでの搬送が最良とされる。だが、ジェメッリ大学病院の屋上やその近辺にはヘリが離着陸できるヘリポートがなかったことから、ウラカンが使用されたそうだ。

 なお、イタリア警察の協力を得て輸送された腎臓を移植された患者は、無事に手術が成功したと伝えられている。
 
written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:イタリア警察、ランボルギーニで移植用臓器を緊急手配。時速250kmでかっ飛ばす http://karapaia.com/archives/52296752.html

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