
フクロウの子!と思ったらキノコだった件 image credit:The Irish Sun/Twitter
確かにこれは見間違えるわ。色といい形といいフクロウの子そっくりだ。自然界には捕食者から身を守るため、あるいは獲物を欺くため擬態上手な動植物が数多く存在するが、このキノコの場合には「はからずもこうなった」だろう。
このほど、イギリスで驚くほどフクロウそっくりのキノコが発見された。
民家の庭に生えていたそのキノコを見た女性は、てっきり弱ったフクロウの子がじっとそこに佇んでいると勘違いし、近づいて行ったところキノコだとわかって驚いたという。『The Sun』などが伝えている。
【弱っているフクロウの子が庭に!?】
イギリスのノースヨークシャー州ハロゲイトに住むレイチェル・リーさん(27歳)は、母親宅の庭でガーデニングに勤しんでいた時、あるものを発見した。
それは、小さなフクロウのヒナに見え、片目を閉じて、草の上でじっと動かずにいたことから、レイチェルさんは「フクロウが弱っている」と思い助けようとした。
しかし、近づいてみたところ、それはキノコだったのだ。
Mum tried to rescue baby owl - but it turned out to be something else https://t.co/LWDYwVxSAC
— The Irish Sun (@IrishSunOnline) November 20, 2020
【フクロウの赤ちゃんにそっくりのキノコに仰天】
レイチェルさんは、フクロウそっくりのそのキノコを見て驚き、写真を取らずにはいられなかったという。
それを見た時、コキンメフクロウの赤ちゃんではと思いました。真っ白な羽が露で湿っているように見え、怪我をして弱っているのだと思ってしまいました。
確かにサイズ的にはコキンメフクロウのように小さいが、ハート形の頭部や腹部の白さを見るとメンフクロウのように見えなくもない。
なお、画像を見たユーザーの中には、このキノコはShaggy Ink cap(日本名では「ササクレヒトヨタケ」)ではないかという指摘があったようだ。ちなみにもしササクレヒトヨタケなら、傘が開く前なら食用になるそうで、結構うまいらしい。
[画像を見る]
ササクレヒトヨタケ image by:Thierryyyyyyy / WIKI commons
他にも「これは絶対に見間違える」「これで動いたらもっと驚くよね」「なんだかかわいくて笑ってしまった」という声が寄せられている。
自然界には「はからずも」擬態しているものがあちこちに潜んでいる。自然の中にいってそういうものを探してみるのも楽しいかもだ。
written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:フクロウの子が動かない!助けなきゃと思って近づいたところ、キノコだった件 http://karapaia.com/archives/52296803.html