
ゴリラがコロナに感染 sdzsafaripark/Instagram
かねてから動物の中で感染リスクが一番高いのは霊長類であることが示唆されていたが、恐れていたことが起きてしまったようだ。
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ動物園サファリパークは、1月11日に園内で飼育されている2頭のゴリラがコロナ感染したことを発表した。
園側は、無症状の職員から感染した可能性を示唆した。だが幸いなことに、現在ゴリラは咳と鼻づまり以外の症状は見られず、特に健康状態に大きな問題はないと述べている。『C Net』などが伝えた。
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Two San Diego Zoo Safari Park gorillas test positive for coronavirus
【サファリパークのゴリラ2頭がコロナに感染】
サンディエゴ動物園によると、1月6日に園内の2頭のゴリラが咳をし始めたため、当局に糞便サンプルの検査を促したところ、コロナの陽性と判明したという。
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カリフォルニア州のギャビン・ニューソム知事は、「3頭目のゴリラも病気の症状を示しており、感染源とコロナか否かを確認中」と述べている。
動物園のディレクター、リサ・ピーターソンは次のように声明文を発表した。
今のところ、陽性と判明した2頭のゴリラは咳と鼻づまり以外は特に大きな健康上の問題はなく、食欲もあります。
2頭は一緒に隔離されていて、職員が注意深くモニタリングを続けています。公衆衛生上のリスクをもたらすことはありません。私たちは、2頭の完全回復を望んでいます。