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コロンビアで、湖で魚を釣っていた男性が、魚に命を奪われそうになるという珍事が発生した。この日はよく釣れたようで、1匹目の魚を釣った後、すぐに2匹目がかかり、手に持っていた魚を一旦口にくわえたところ、それが喉に詰まって窒息寸前になったのだ。
幸いにも、男性は自ら病院へ出向き緊急手術を受け一命をとりとめた。医師は、男性の喉の奥から18センチほどの魚を摘出したという。『Lad Bible』などが伝えている。
【釣った魚が男性の喉の奥に】
1月23日、コロンビアのマグダレーナ県ビビハイに住む男性(24歳)は、湖へ釣りに出かけていた。
湖に垂らした釣り竿が反応したため竿を引っ張り上げると、魚が引っかかっていた。男性は釣り針から魚を外し、すぐに竿を湖に垂らした。
すると、間を置かずに竿が反応。再び魚がかかったことを知った男性は、「2度目も逃がしたくない」と思い、慌てて手に持っていた魚をバケツに入れずに口にくわえ、釣りに集中しようとした。
しかし、魚は男性の口の中で激しく暴れ出し、喉の奥へと入り込んでしまった。
【18センチほどの魚を喉から摘出した医師ら仰天】
息苦しさを感じた男性は、釣りを中断して徒歩で近くの病院へ向かった。病院の医師たちは、男性から事情を聞こうとしたが、呼吸困難に陥っていた男性は話すことができず、ひたすら喉を指差し続けた。
そこで、医師は男性にX線検査を実施。その結果、喉の奥に魚が詰まっていることがわかったのである。