地球のマントルは、原始惑星「テイア」の名残であるとの新説

地球のマントルは、原始惑星「テイア」の名残であるとの新説

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 地球の内部構造で、核(コア)の外側にある層「マントル」に隠された大きな塊は、かつて地球に衝突して月を作り出したとされる原始惑星テイアの名残かもしれないという新説を、米アリゾナ州立大学のグループが発表した。

 ジャイアント・インパクト説は、地球の衛星である月がどのように形成されたかを説明するものだが、今回発表された説によると、かつて火星ほどの大きさの「テイア」と呼ばれる原始惑星が地球と衝突し、そのときに弾き飛ばされた地球とテイアの欠片が月になったというのだ。
【地球に惑星が激突し月が誕生したとするジャイアント・インパクト説】

 月の誕生の秘密について、もっとも有力とされる説は、「ジャイアント・インパクト説」と呼ばれるものだ。

 この説では、月は「テイア」と呼ばれる原始惑星と地球が激突した結果形成されたとされ、そのときに弾き飛ばされた地球とテイアの欠片が月になったと説明している。

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【原始惑星テイアは地球のマントルに残されていた!?】

 だが、テイアのすべてが月になったわけではない。その残りがどこに行ったのかについては、まだ決着がついておらず、今もなお議論が交わされている。

 これについて、米アリゾナ州立大学のグループは、その行先は地球のマントルだったとの新説を提唱している。

 彼らによれば、アフリカ大陸と太平洋の下に存在する「大規模S波低速度領域(LLSVP)」と呼ばれる特異領域が、テイアの名残と考えられるのだという。

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