うつ病や双極性障害の発症リスクを血液検査で診断できるバイオマーカーが開発される

うつ病や双極性障害の発症リスクを血液検査で診断できるバイオマーカーが開発される

photo by Pixabay
 世界的に見ると、4人に1人が一生のうちに1度はうつ状態、あるいはうつ病を発症しているという。これほど社会に蔓延する病気でありながら、今のところ客観的に気分障害を診断する方法はないそうだ。

 うつ病はその症状のあらわれ方で、大きく2つに分類されており、大うつ病性障害(うつ病)、双極性障害(躁うつ病)がある。

 うつ病の種類やその発症リスクが事前に診断できれば、的確な治療につなげることができる。

 『Molecular Psychiatry』(4月8日付)に掲載された研究では、うつ病の生物学的な基礎に注目し、血液検査でうつ病を診断できるバイオマーカーを使うことで、患者それぞれにぴったりな治療をほどこす方法を提案している。
【患者個人に合った最適な治療を】

 米インディアナ大学医学部のアレクサンダー・B・ニコレスク教授は、過去20年にわたって「プレシジョン・メディシン」を研究してきた人物だ。

 耳慣れない言葉だが、精密医療とも呼ばれるプレシジョン・メディシンは、細胞を遺伝子レベルで診断し、1人1人の患者にぴったりな治療を行う医療分野のことだ。

 ニコレスク教授はこれまでも、血液に含まれるバイオマーカーを調べることで、自殺傾向・痛み・心的外傷ストレス障害(PTSD)・アルツハイマー病を診断する方法を考案してきた。

 今回の研究はその最先端の成果で、「精神医学を19世紀の医療から21世紀の医療に引き上げる」と同教授は説明する。

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