角を光らせればよくね?トナカイとの衝突事故を避けるため、角に反射塗料を塗る作戦。その成果のほどは?

角を光らせればよくね?トナカイとの衝突事故を避けるため、角に反射塗料を塗る作戦。その成果のほどは?

 フィンランドでは野生のトナカイが数多く棲んでいる。その生息域は人間の生活圏にまで及んでおり、アメリカの鹿のように、車と衝突する事故も少なくない。

 トナカイとの衝突事故は人をひいた以上のダメージとなり、トナカイにとっても命取りだ。そこで、フィンランドでは、2014年より、トナカイの角に反射塗料を塗り光らせることで、事故を防止する作戦を実施しているようだ。

 果たしてその成果のほどは?

【車との衝突事故を減らすためトナカイの角に蛍光塗料】
 北欧フィンランドでは、毎年約4000頭のトナカイが交通事故で命を落としており、年間1500万ユーロ(約19億6千万円)もの被害額をもたらしているという。

 そこで、『Finnish Reindeer Herders Association(フィンランド・トナカイ遊牧協会)』では、ドライバーガトナカイを認識しやすいように、ある作戦を実施した。

 2014年からラップランドで導入したその作戦とは、トナカイの角に車のヘッドライトで光る反射塗料をスプレーするというものだ。

 同協会のアン・オリラ会長は、当時このように述べていた。
目的は、交通事故を防ぐことです。スプレーはあらゆる側面から見られるので、効果的です。

[動画を見る]
【角光らせ作戦、あまり効果はあがらず】
 ところが、2016年にメディアが報じたところによると、どうやらこの作戦はあまり効果がなかったようだ。
トナカイの角に反射塗料を塗ったり、首に反射板をぶら下げたり、移動可能な交通標識を使用したり複数の取り組みを行ってきましたが、結局トナカイの交通事故による死亡数を減らすことはできませんでした。(オリラ会長)
【トナカイ警告アプリの導入で衝突事故数が減少】
 そこでその年の後半、ドライバーがトナカイの群れが近付いていることを警告して知らせるモバイルアプリを導入した。

 これにより、トナカイと車の衝突事故数は前回と比較して減り、少なくとも角への反射塗料スプレーよりも効果があったという。

 当時のメディアではこのように伝えられている。
作業は簡単です。ドライバーは道路の近くでトナカイの群れを発見したら、スマートフォンの画面をタップすることでその位置情報を登録できます。

1.5 km範囲のトナカイ出没ゾーンが1時間設定され、そのエリアに近づいている他のアプリユーザーに警告を促します。

トナカイ出没ゾーンではドライバーは速度を落とし、その場所を通過したら再び通常の速度に戻って走ることができます。
 フィンランドでは、道路が凍結し早く暗くなる11月と12月、そして蚊が発生する7,8月にもトナカイが頻繁に移動するため、衝突事故の発生率が高くなるそうだ。

 ちなみに最近、SNSでオレンジ色に光るトナカイの角の画像がSNSで出回っているが、そっちは府画像加工によるフェイクで、本物は青白く光っている方だ。

 以下のTwitterの投稿の向かって左側の青白く光っているのは本物だが、右側のオレンジ色に光っている方は画像加工されてている。 Top image:Anne Ollila/Reindeer Herders' Association / References:Smithsonian Magazine / written by Scarlet / edited by parumo

記事全文はこちら:角を光らせればよくね?トナカイとの衝突事故を避けるため、角に反射塗料を塗る作戦。その成果のほどは? https://karapaia.com/archives/52304026.html

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