犬のフンを自動で回収。犬用お掃除ロボット的なやつ
 愛するペットのフンの始末は飼い主の義務の一つだが、その手間を省いてくれる新型ロボが脚光を浴びている。

 こちらのマシンはなんと庭を自動で巡回して犬のフンを回収する。
つまりはあのお掃除ロボットルンバと同様、設定した範囲のごみの収集をうんちっち方向に振り切ったものらしい。

 注意してるつもりでも、庭に出るたび遭遇しがちな犬のフン。そんなお悩みを一気に解決してくれそうな先端機器がメディアの話題をさらっているのだ。

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An Autonomous Dog Poop Robot犬のフンを自動で回収。ルンバ風ロボットBeetl Beetl(ビートル)は裏庭に愛犬を放す飼い主のために開発された自律型のロボットで、自動で庭を巡回して犬のフンを回収する。

 コンピュータビジョンとフロントカメラを搭載しているこのロボは、芝生で出くわしがちなフンの発見に役立つのだ。

 このロボットを開発したBeetlRoboticsは以下のように述べている。
アメリカには裏庭で犬を飼う世帯が3500万以上もあります。でも犬のフン拾いを好む人などいません。そこで飼い主のニーズに対応するため、コンピュータービジョン対応のロボットを作りました。


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 つまりBeetlは家の中のごみでなく、外で犬のうんちっちを拾うルンバみたいなものだ。

 使い方もルンバ同様、あらかじめ巡回エリアの境界を設定することで庭の中だけや通りに出ないようにすることもできる。
犬のフンをきっちり見つけて回収。クラウドで検出スキルも向上 フンを見つけたロボットは本体のショベルのようなものでフンをすくい内蔵の密閉容器に移す。

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 その容器はいっぱいになると取り出して捨てられるようになっている。またルンバ同様コードレスで、動けなくなる前に自ら充電する機能も有している。

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 Beetl Roboticsいわく、この製品は「これまでで最も賢いフン回収ツール」であり、犬のフンを「執拗に」狩って処分できるという。

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  またクラウドで最新の方法を学ぶため、犬の糞を検出するスキルも向上する。シェーバーと同じ芝刈り機能も付加予定。価格や発売はこれから 今はカメラ頼りだが臭気センサーも備えたらより効率が上がりそう。さらに同社は、電気シェーバーと同じ構造の芝刈り付きBeetlの製造まで予定しており、デザインの一新も視野に入れているそうだ。

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 あとは気になるお値段だが、残念なことに今のところ価格も発売日もともに未定だそう。なので期待を寄せる愛犬家のみなさんはもう少し待たねばならない。

 とはいえ実績のあるルンバに近いお掃除ロボが、飼い主を助けるペット関連家電としてデビューする日は案外近そう。
ついでに芝生も刈るんなら一石二鳥だし、ヒット商品確実な予感がするけどみんなはどう思う?

References:upworthy / beetlなど /written by D/ edited by parumo

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