自然界に何が?野生のチンパンジーが群れでゴリラを襲い子供を殺害するという事件が発生

自然界に何が?野生のチンパンジーが群れでゴリラを襲い子供を殺害するという事件が発生

 自然界は弱肉強食の世界ではあるが、ある種のルールに従ってうまく共存している。例えば同じ類人猿であるゴリラとチンパンジーは、どちらも縄張り意識が強く、ときに争うこともあるが、一線を越えるようなことはなかった。

 ところが、野生のチンパンジーがゴリラを襲って殺す行動が観察された。

 『Scientific Reports』に掲載された研究によると、中央アフリカ、ガボン共和国のロアンゴ国立公園内で、チンパンジーの群れがゴリラの群れを襲撃し、子供を殺害するという痛ましい事件が2件も報告されている。

 類人猿同士の争いで殺害にまで至ったケースが観察されたのは、事実上今回初めてのことであるそうだ。

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New Paper! Chimpanzee-Gorilla Lethal Coalitionary Attack
【ゴリラを襲撃し、子供を殺したチンパンジーの群れ】
 ドイツ、マックス・プランク進化人類学研究所の研究チームがロアンゴ国立公園で、チンパンジー約45頭を観察していた時にそれは起きた。これまで、チンパンジーとゴリラは平和で穏やかな関係を保っていたのを見ていた彼らは、あまりの豹変ぶりに驚いたという。

 最初の事件が起きたのは2019年2月6日。あるチンパンジーが叫び声をあげた。観察を行っていたララ・サザン氏は、そのチンパンジーが別の群れのチンパンジーと遭遇したのだろうと思っていた。だが、その直後、ゴリラが胸を叩く音が聞こえてそうではないことに気が付いたという。
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