巨大じゃがいも、米が3倍実る稲。人間の肥満遺伝子を作物に移植し大きく成長させることに成功

巨大じゃがいも、米が3倍実る稲。人間の肥満遺伝子を作物に移植し大きく成長させることに成功
 自然災害や疫病の流行はあるものの、世界全体の人口は増え続けている。2050年には97億人に達すると予測されており、食糧不足が懸念されている。

 それだけの人口の食糧を賄うにはどうすればいいか?効率的に作物を増やせばいいのだ。

 ということで新たに考え出されたアイディアは、人間の成長を促進するタンパク質を生成させるFTO遺伝子(肥満遺伝子)を移植し、大きく成長させることだ。

 『Nature Biotechnology』(21年7月22日付)に掲載された研究によると、この方法でじゃがいもは通常よりも大きく、稲は3倍の米を実らせたそうだ。

農地を広めて多くの作物を育てるわけにもいかない 農作物の収穫を増やすには、単純に農地を広めて、多くの作物を育てればいいじゃん。と思うかもしれないが、そういうわけにもいかない。

 農業から排出される二酸化炭素は、世界の温室効果ガス排出量の10~20%を占める膨大なものだ。また無闇に化学物質を利用すると、病原菌や害虫が耐性を身につけてしまい、効果が薄くなる。さらに肥料は水質汚染の原因にもなる。

 だから単純に農作物の生産高を増やすのではなく、いかに効率的に増やせるかが重要になる。

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photo by Pixabay
脂肪や肥満に関係する人間の遺伝子を植物に移植 そこで中国、北京大学をはじめとする研究グループは、人間の成長を促進するタンパク質を作り出す遺伝子を植物に移植するという大胆なアイデアを閃いた。
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