海でレタスやトマトが収穫できるんです。世界初の水中農園で野菜を栽培するプロジェクト

 ダイバーが中に入るときは、体半分が水中、半分はポッド内の空気中という状態になる。各ポッドには、気温、CO2、湿度、酸素などの量を示すセンサーがとりつけられている。[画像を見る]  「ニモのガーデン」の中心は、まさに生命の木で、進化、革新や技術進歩に向けての奮闘が象徴され、未来への勢いが暗示されている。

 設置された場所は、ケーブルを隠したり、ウェブカムであたりをモニターするのにも便利で、ダイバーは、海岸にあるコントロールタワーと交信することもできる。

 植物のほとんどは水耕栽培されている。栄養豊富な溶液が与えられているので、土は必要ない。

 ポリマーフィルムでできたドームを通して太陽光が届き、圧力をかけると、より早く発芽させることができる。試験では、加圧環境の結果、精油の濃度が高くなった以外は、地上での栽培とほとんど変わりはなかったという。[画像を見る] 化粧品や医療品業界も注目 初期の収穫からは、パスタソースやサラダができたが、「ニモのガーデン」は、化粧品や医療品業界からも関心が寄せられている。

 水中では、植物の健康に影響を与える要因をよりコントロールできるため、地上の過酷な環境では栽培が難しい植物にとくに有効だ。

 「ニモのガーデン」では、これらポッドを水中温室のネットワークというだけでなく、世界初の研究室として、研究やエコツーリズムのチャンスに適したものと考えている。

 2019年、「ニモのガーデン」は、ジェノバ工科大学と共同して、バイオスフィア内の熱力学の研究を始めた。
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