悪魔はいなかった。前人未踏とされるイエメンの「地獄の井戸」の底に探検隊が到達

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穴の中に呪いはなかった 探検隊は、測量機器とガス検知器を使用して穴の中の調査を行ったが、酸素レベルは正常で、毒性も帯びていなかったという。

 穴の中には生きたヘビの他に動物の死骸が残されていた。これらが悪臭を放っていたものの、耐えがたいほどではなかったという。

 「蛇は天敵となる捕食者がいなければ繁殖する。ごく自然なことだ」とキンディ教授は説明する。

 地獄の井戸の水は最も邪悪であるとも伝えられている。教授は底にある水を飲んでみたところ、純粋な水であり、ボトル1本全部を飲んでも何も起こらなかったそうだ。

 また、足跡などの痕跡はまったくなかったそうで、今回人が下り立つのは初めてとみられる。教授は洞窟の中で約6時間を過ごし、呪いがないことを確認したという。地下の滝を照らす洞窟真珠 彼らが最も驚いたのは、地下の滝を照らしている洞窟真珠の存在だ。

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Photo by: Omani Cave Exploration Team
 洞窟真珠(ケイブパール)は、水流によって砂粒などの核の回りに形成された同心円状の炭酸カルシウムの堆積物で、長い時間をかけ、落下する水の動きによって滑らかになり、美しい真珠の形になる。

 探検隊はこの穴の水や土、石、動物の死骸などのサンプルが採取し、後日分析を行う予定だ。

 キンディ教授は「地獄の井戸」の底に到達したことで、この穴にまつわる悪魔の伝承を払拭することができると期待している。

References:'Well of Hell': Omani cave team discover what lurks in Yemen’s strange sinkhole / written by / parumo

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