毎日3回、ベビーカーで散歩をさせろと鳴いてせがむ猫は19歳。
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 オッドアイを持つ白猫のイザベルは、1日3回、ベビーカーを出動させ、外に散歩をさせろとダミ声で主張する。

 子猫のときに重い感染症を患い、一時は生死をさまよったが、飼い主の献身的な介護で危機を乗り越え19歳となった。

 わがままだけど元気な証拠だと、飼い主は思い切り甘えさせている。

毎日3回もベビーカーでの散歩を要求する高齢猫

 アメリカ、カリフォルニア州には、ベビーカーに乗って外を散歩することが毎日の日課になっている19歳のメスの白猫、イザベルが暮らしている。

 イザベルは大きな耳と、左右の目の色が異なるオッドアイが特徴の、オリエンタルショートヘアのミックス猫だ。

 散歩に行きたくなると、飼い主のジェナさんに向かって大きなだみ声で「ベビーカーを出動させろ」と主張し、散歩をせがむ。

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 最初は5分間ほどベビーカーに乗せて散歩をさせていたのだが、イザベルの要求は次第にエスカレートしていった。

 現在では長いときには1回30分間の散歩を1日に3回、日によってはそれ以上の回数を要求するようになった。

 ジェナさんが散歩に連れて行かないと、イザベルは自分の要求が通るまで、特徴的なハスキーボイスで鳴き続けるという。

 雨の日も風の日も、猛暑の日であっても、イザベルは散歩に行くことをあきらめない。

 それも元気な証拠だと、ジェナさんや家族は高齢のイザベルのわがままを受け入れている。

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重い感染症を乗り越えて生まれた強い絆

 イザベルにはつらい過去がある。

 イザベルは生後8週間のときにジェナさんが引き取った保護猫だ。

 当時イザベルは、高熱やひどい口内炎を引き起こす猫カリシウイルス感染症という重い病気を患っていた。 

 この病気は一度感染するとウイルスを体内から完全に排除して完治させることが難しく、慢性的な持持病になりやすい特徴がある。

 周囲の専門家から生きのびることは難しいと言われていたが、ジェナさんはイザベルを引き取り、献身的に看護を続けた。

 イザベルの生きたいという気持ちは強かった。

 彼女は激しい痛みや苦しみに耐え抜き、命の危機となる深刻な急性症状を乗り越えた。

 完治は難しい病気だが、19歳という長寿の域に達し、現在は元気に暮らしている。

 ジェナさんは、イザベルの気分の浮き沈みや気難しさについて、病気という困難を乗り越えようと、必死に戦った強さの表れだと考えている。

 イザベルは自分を救ってくれたジェナさんを深く信頼しており、強固な絆が生まれた。

 体調が悪いときには必ずジェナさんのそばに寄り添うという。

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家の中でも女王様のように振る舞う日常

 イザベルはベビーカーでの散歩が終わった後も、家の中で女王様のように家族に要求を繰り返す。

 甘えたいときには膝の上に乗ってくるが、抱っこを許す相手はジェナさんだけに限定されている。

 また、お気に入りのテレビ番組である猫用動画の再生を求めて家族に付きまとうこともある。

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 もしジェナさんがイザベルの要求を無視すると、イザベルはテーブルの上に飛び乗ってジェナさんの顔の前に迫り、それでもだめな場合はジェナさんの娘のところへ行って文句を言う。

 かつて生死をさまよっていた保護猫は、ジェナさんからの無償の愛情を受け取ることで、自分の感情をストレートに表現できるようになった。

 ジェナさんは、気難しい猫と暮らす人々に対して、時間をかけて猫の個性を理解し、何が不機嫌の原因になり何が幸せをもたらすのかを見つけてほしいと語る。

 ジェナさんにとってイザベルは、ソウルメイトであり、我が子でもある、かけがえのない存在だ。

 わがままが言えるほど元気になったイザベルと、今も共に幸せな時間を紡いでいる。

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