ジャケット・デザインの世界 第1回:ヒプノシス

ジャケット・デザインの世界 第1回:ヒプノシス
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ヒプノシス(Hipgnosis)は、ストーム・ソーガソン(Storm Thorgerson)とオーブリー・パウエル(Aubrey Powell)が1968年に結成したアート集団。ストーム・ソーガソンがピンク・フロイドのからの依頼で、2ndアルバムの『神秘』のジャケットを手がけたことをきっかけに、70年代を中心にプログレやハードロックのジャケットデザインを数多く制作した。60年代後半からロックの表現方法が多様化し、それまでのヒットチャート狙いのポップな曲作りからかけ離れた前衛的あるいは先進的(プログレッシブ)な姿勢のアーティストが大勢出現して、ヒプノシスはそんな彼らの新しい音楽を包むパッケージを、斬新なアイデアでアートにまで高め、ジャケットをコンセプトの一部にまで昇格させたのである。

彼らのデザインは、代表作といえる『原子心母』に象徴されるように「パッと見日常的な光景に思えるが、よくよく見るとシュールに感じる」ことが特徴的で、時に何か良からぬ事が起こっているのではないか、そんな不安な気持ちさえ掻き立てる。彼らのデザインしたジャケットを手に取った人は「この中にはきっと聴いたことがない新しい音楽が詰まっているんじゃないか」と勝手に妄想を膨らませ、そのレコードを買い求めていった。

Atom Heart Mother / Pink Floyd 1970
ジャケット・デザインの世界 第1回:ヒプノシス

原っぱに牛がいるだけなのに、どこか不穏な空気が漂っている。バンド名もタイトルもなし、ただ牛だけ、という大胆なデザインにレコード会社はかなり難色を示したらしいが、このジャケットのおかげでか全英チャートNo.1を獲得。

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